乾燥機の導入による、「注染」の短納期・品質向上への取り組み事業
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
神田産業株式会社
| 事業者名 | 神田産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 須賀川市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,複合・新機能材料 |
| 設立 | 1897年 |
明治30年創業の木材商に始まり、昭和35年にダンボール工場を設立した。ダンボール製の個人向け簡易防音ブースやハニカム材の商品化など、ハニカム構造のマテリアル開発で国内市場をリードしている。阪神淡路大震災や東日本大震災を経て、スーパーゼネコンをはじめ建設業界では建物の耐震工事需要が高まっている。
抱えていた課題
やったこと
駅構内の耐震工事で発生する騒音を、近畿圏の大手私鉄駅で実際にサンプリングし、周波数特性の解析データに基づいて試作機を設計した。専用の樹脂パーツを押し出し成型する金型を起こし、ハニカム材の両面に板紙を貼り付ける構成とした。ハニカム材に糊を塗布する上面糊付け機を導入し、糊を貼った後の均一な接着状態を確保するため、圧力を変更できる積層後圧着装置を製造ラインに加えた。作業者が出入りするドアや内部を目視できる窓を設置し、構造用パネルの強度を高める対策を盛り込んだうえで、中央部で折り畳める工夫を施した。試作2号機の透過損失は109.8-88.1=21.7dBで、1号機と同等レベルの効果が得られた。パネル接続はマグネット方式からマジックテープ方式に替えて作業性と製造コストを改善し、強化マグネット方式とブラケット方式も検証した。
| 加工機 | 上面糊付け機 |
|---|---|
| 加工機 | 積層後圧着装置 |
| 金型 | 樹脂パーツ押出成型用金型 |
新しい製品・サービス:積層ダンボール製の工事用防音壁(パネル組立型の防音壁)
防音壁の量産試作機の製作へ進み、社内工程と使用素材の見直しによりコスト削減が図られた。防音性能は要求レベルに達し、現場での持ち運びややすさや組み立てやすさも顕著に改善した。試作2号機の透過損失は21.7dBで、1号機と同等レベルの効果が得られた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ハニカム構造マテリアルの研究開発や個人向け簡易防音ブースの実績を踏まえ、防音壁の開発に至った経緯が読み取れる。
国内市場をリードするハニカム構造マテリアルの先駆的ノウハウに言及があるが、市場規模や競合との比較は示されていない。
夜間作業や工期長期化といった課題認識と、量産試作機への展開は読めるが、事業計画の数値目標は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
大手ゼネコンや近畿圏の私鉄駅での性能確認に触れるが、人材や事務体制の記述はわずかにうかがえる程度。
駅構内などの屋内現場で夜間作業を強いられる課題と、軽量で持ち運び・組立が容易という価値が具体的に示されている。
量産規格を固め大手ゼネコンの承認を得る予定と今後の改善テーマが示されるが、スケジュールの細部は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
ハニカム構造の防音壁は一般的な普及品ではなく、国内市場をリードするとあるが、高付加価値化の定量的根拠は薄い。
耐震工事に伴う騒音や夜間作業の課題を挙げ、公共性のある駅構内の工事需要に応える点はうかがえる。
透過損失21.7dBや1号機と同等の効果という性能は示されるが、投入額に対する費用対効果は書かれていない。
素材や積層パターンを変える開発の道筋は示されるが、デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はわずか。
公開されている事例からは読み取れません。
福島県須賀川市の地域企業であることはうかがえるが、地域経済への波及効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
量産規格を固め、量産試作機の立ち合い確認を通じて大手ゼネコンから規格・コストなどの承認を得る予定である。ジョイント部分の強度と作業性についても引き続き改善に取り組む。
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
切断加工を内製化するため、2台の鋸盤を導入した。
生産体制の情報を一元管理できる基幹系生産管理システム(株式会社テクノアのTECHS-BK)を導入した。
効果:納期 14日→10日