実証実験による熱・流体解析の精度向上を実現した設計技術の確立
クリーンルーム内の空気の流れと微粒子挙動の解析を例に、解析精度の向上に取り組んだ。
株式会社KSK(構造診断研究所)
| 事業者名 | 株式会社KSK(構造診断研究所) |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 取手市 |
| 業種 | 専門サービス業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 50人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
同社は橋梁やトンネルといったコンクリート構造物の維持管理に関する点検、調査、計測のほか、コンサルティング業務を行っている。従来の点検は、表面のひび割れを人の目やデジタル画像で確認し、浮きや剥離をたたき点検や超音波法で確認するなど人の手を使う方法が多かった。建設から時間が経過した構造物の維持管理ではモニタリングの重要性が認知されていたが、必要な機器がなかった。
抱えていた課題
やったこと
橋梁の表面に、光ファイバー内にFBGセンサーを組み込んだユニットを取り付けた。このシステムは、光ファイバー内を光が伝わる際に橋上を通過する車両などによって生じる橋のひずみを感知する。使用した光ファイバーは約1メートルで、その間の平均ひずみを計測する。パソコンにつなげることで、車両通過時のひずみ、振動、たわみ、荷重、損傷などを離れた場所でもリアルタイムに把握できるようにした。FBGセンサーは狭い空間にも設置でき、耐久性が高く長期計測が可能で高精度の測定ができる。センサー部は電源を必要とせず、ランニングコストも安い。
| その他 | 光ファイバー |
|---|---|
| 検査測定 | FBGセンサー |
| 検査測定 | 測定器 |
新しい製品・サービス:FBGロングセンサーを用いた、橋梁などコンクリート構造物の分布型光ファイバセンシングによるモニタリングサービス
測定用の機材を導入したことで、レンタル代などのコストを削減できた。人手をかけずに対象物の変化を知ることができるようになった。顧客の予算に合わせたモニタリングを提案できるようになり、従来はコスト面で受注が難しかったケースも受注できるようになった。モニタリングデータを見える化することで、その存在と必要性を広めていく方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来は点検をレンタル機材で行っていたが、機材が無く課題だったとあり、過去の取組との一貫性は読み取りにくい。
従来の目視・たたき点検は精度と長期変化の把握に課題があったと書かれ、光ファイバー計測で強みを補う方向は読み取れる。
目視点検の精度課題を挙げ、光ファイバーで連続的にひずみを捉え劣化予測に活かす計画が具体的に書かれている。
コスト削減や人手削減の趣旨はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は数字で示されていない。
代表の理念や技術開発への取組は書かれるが、従業員50人規模の体制や事務処理能力の具体的記述は薄い。
橋梁の健全度把握、地震後の判断、疲労破壊時期の検証など目的が三つに整理され、顧客ニーズへの対応も書かれている。
FBGセンサー設置と測定機導入で提案を始めたとあるが、中長期の遂行スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従来のレンタル機材の課題を挙げ、光ファイバーによる連続ひずみ計測を高精度で提供する点が、既存の点検手法と差別化されている。
建設から時間が経過したコンクリート構造物の維持管理に重要とあり、インフラ保全の社会的必要性はうかがえるが、経済波及効果の記述は薄い。
センサー部は電源不要でランニングコストが安く、レンタル代削減とあるが、投入額に対する数値的な費用対効果は示されていない。
光ファイバーによるリアルタイム計測とデータの見える化で、インフラ維持管理の高度化に貢献し得る取組が具体的に書かれている。
インフラの維持管理・予防保全の重要性は書かれるが、日本経済の構造転換に資するという記述は見当たらない。
地方での点検の課題に触れるが、地域の特性を活かして雇用や成長を生む記述は限定的。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
インフラ整備において目視だけの点検には精度の点から限界がある。身近な橋やトンネルなどのコンクリート構造物で、建設から時間が経過したものを維持管理していくためにはモニタリングが非常に重要となる。構造物の一生を見守るトータルマネジメントの提供を目指す。
正しいことを正確に
公式の事例集より(原文のまま)
クリーンルーム内の空気の流れと微粒子挙動の解析を例に、解析精度の向上に取り組んだ。
燃焼室まわりに低熱伝導素材を採用して準断熱化を行い、熱損失を低減した。
効果:発電効率 26%→30%
従来のステッカー施工に代わる、特殊インクを利用したインクジェット方式の導入を図った。