サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社ミナキ
| 事業者名 | 株式会社ミナキ |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 石岡市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 45人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1968年 |
1968年の創業以来、樹脂加工を手がけ、特に透明性に優れたアクリル加工技術で店舗の内装や装飾を請け負ってきた。顧客は高級ブランドや一流百貨店が中心だった。その技術と経験を見込まれ、航空機部品の製造に取り組むことになり、トイレの鏡と床材の一部を製作している。航空部門は製造の約6割を占めるが、乗用車用部品のような大量生産は見込めない。
抱えていた課題
やったこと
最新型のNCルータを新たに導入した。従来のNCルータは切り抜きテーブルが約1m×2mで、原板が畳より大きいため作業が難しかった。新型は1.5m×3mあり、ファーストクラスやビジネスクラスで使われる大きなミラーの製作にも対応できるようになった。PCミラーの製作では、元板の異物検査、図面に沿ったマーキング、大まかな雑切りを行ったのち、NCルータでカットする。切り口の精度が上がり、作業速度は20〜30%向上した。従来機と併用することで、納期管理と長尺品の注文への対応が可能になった。
| 加工機 | 最新型NCルータ |
|---|
新型NCルータの導入により、大きなミラーや長尺品の製作が可能になり、生産能力が広がった。切り口の精度が上がり、作業速度は20〜30%向上した。従来機と併用することで納期を含めて顧客のニーズに応えられるようになった。複雑な加工も可能になり、顧客に提供できる製品の幅が広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の樹脂加工・透明性の高いアクリル加工技術を航空部品へ展開した経緯が書かれ、一貫性はうかがえるが戦略上の明確な位置付けは読み取りにくい。
航空機分野で中小では対応しにくい大型・長尺・複雑形状に対応でき、ボーイング機の6割に部品が使われているという強みが具体的に書かれている。
従来機の切り抜きテーブル約1m×2mで大型原板が扱いにくかった課題と、20〜30%の速度向上は書かれるが、付加価値や成長目標の数値は読み取れない。
作業速度20〜30%アップや生産能力拡大は書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
品質管理・トレサビリティ体制や職人の経験は書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述は薄い。
PCミラーは軽量で高温低温・衝撃に強く、割れても破片が飛びにくい点など、航空機部品として選ばれる理由が具体的に書かれている。
今後は医療・産業機器へ広げる方針や、ボーイング787向け開発の経緯は書かれるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
PCミラーは一般的なガラス鏡と異なる航空機向け特殊樹脂ミラーで、高い品質基準が求められる分野で高付加価値を図っている点が読み取れる。
医療・半導体製造装置など産業機器への展開は書かれるが、経済波及効果や雇用創出の数値は示されていない。
作業速度20〜30%アップや納期対応の向上は書かれるが、補助金投入額に対する費用対効果は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
航空機・医療機器・産業機器への進出が書かれ、市場成長分野への展開がうかがえるが、構造転換への言及は乏しい。
石岡市の工場で樹脂加工を行う旨は書かれるが、地域特性を活かして雇用や地域経済を牽引する記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は医療機器や半導体製造装置、エレベーターなどの産業機器にも力を入れていく。
中小企業でこれだけの対応ができるところは、少ないと思います
公式の事例集より(原文のまま)
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分