回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社篠原製作所
| 事業者名 | 株式会社篠原製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 鹿沼市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,接合・実装 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1952年 |
深海底の堆積物を採取する試掘器は、海洋資源の開発競争の激化により、より迅速な開発と大型化・高精度化が求められている。当社は既存取引先である株式会社離合社を通じて、JAMSTECなど研究機関向けの試掘器を納入してきた。試掘器は管径80φ、長さ4〜6m、重さ1t+500kgのものが主流だったが、さらに大型の管径100φ、長さ10〜20m、重さ3t+α以上のものへと、2〜3倍以上に大きく重くなってきている。
抱えていた課題
やったこと
既存の機器より高精度な製品を作るため、剛性に優れた門型マシニングセンターを導入した。機種選定ではコラム型の大開口部と門型の高剛性を比較検討し、門型マシニングセンターに決定した。熱処理後の高硬度の部材に高精度の切削加工を施すため、刃物管理と切削順序を検討し、試材による切削加工を行った。試掘作業前の保管を想定し、耐食性を考慮して材料をSUS304からSUS316へ変更した。試作品は当社負担の材料で製作し、設計図と照合して公差内に納まっていることを社内で確認した。さらに販売先の株式会社離合社の試験項目に即した強度・精度の確認を行い、概ね良好との評価を得て受注した。
| 加工機 | 門型マシニングセンター |
|---|
新しい製品・サービス:大型試掘器(管径100φ、長さ10〜20m)
門型マシニングセンターの導入により、精度の良好な製品を作ることができるようになり、加工効率も向上した。これにより、今後要求が高まる大型化・高精度化・高効率化にも対応できる体制が整った。迅速な対応も可能となり、既存取引先からの高い評価を得る見込みである。
試掘器、試掘器、測定装置の需要は拡大するものと考えられる。既存取引先の株式会社離合社に海底資源発掘への試掘器を提供し、高評価を得ることができれば、試作開発で使用した機械装置を平成27年8月を目途に電動CBR試験機等の生産に転用する予定である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日