ものづくり補助金平成24年度滋賀県

無電源方式と電気信号方式の両者を兼ね備えた緊急遮断弁の製品開発

株式会社清水鐵工所

成果試作品の呼び径150mm

この事例のポイント

  • 地震や事故で管路が破損した後に流速異常を検知する方式が一般的で、一次被害が発生してからでは被害発生の抑制にならない。
  • 配水池・貯水槽の流出管に設置する緊急遮断弁について、無電源機械式と電気信号式のハイブリッド制御システムを設計した。
  • 試作品の呼び径150mm。無電源方式と電気信号方式のハイブリッド制御システムを開発し、ニーズと予算に合わせて感知システムを選択できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社清水鐵工所
所在地滋賀県 彦根市
業種一般機械器具製造業
技術分野動力伝達
従業員数85人
資本金2,400万円
設立1952年

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度地震や事故で管路が破損した後に流速異常を検知する方式が一般的で、一次被害が発生してからでは被害発生の抑制にならない。
  • 新製品・新技術無電源方式と電気信号方式を組み合わせ、被害の発生も抑制できる緊急遮断弁の開発が求められていた。

やったこと

配水池・貯水槽の流出管に設置する緊急遮断弁について、無電源機械式と電気信号式のハイブリッド制御システムを設計した。エアシリンダー式で培った地震検知のノウハウと、電気信号式で培ったシーケンス制御技術を組み合わせた。無電源で流速を感知するフローフラップ(流速感知装置)の基本設計と試作を行い、呼び径150mmの試作品を製作した。滋賀県東北部工業技術センターのバルブ性能試験装置を用い、実流下での実験・検証を行った。両方式に対応する制御盤を改造し、ハイブリッド制御システムとフローフラップの連動動作を確認した。

  • その他フローフラップ流速感知装置両方式対応の制御盤

新しい製品・サービス:無電源方式と電気信号方式を兼ね備えた緊急遮断弁

事業の効果

  • 試作品の呼び径150mm

無電源方式と電気信号方式のハイブリッド制御システムを開発し、ニーズと予算に合わせて感知システムを選択できるようになった。フローフラップと制御システムの連動で緊急遮断弁としての作動を確認し、実流下試験で各流量ごとの作動状況とデータを取得した。今後は呼び径200〜500mm、さらに1000mmまでの展開が必要とされ、全国の水道事業体を対象に市場拡大とシェア拡大を目指す。

今後の展望

本事業の成果である緊急遮断弁は全国の水道事業体をターゲットに市場の拡大を目指す。他の呼び径への展開を図りながら製品PR・生産・販売へと進める。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。