回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社小出ロール鐵工所
| 事業者名 | 株式会社小出ロール鐵工所 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 習志野市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測 |
| 従業員数 | 104人 |
| 資本金 | 1,679万円 |
| 設立 | 1914年 |
製鉄用の鍛鋼焼入ロールや製紙用ロールの製作・研削加工を主力としている。取引先は鉄鋼メーカーが多く、製紙業のメーカーとも取引がある。別会社で出張工事(操業中のトラブル対応やメンテナンス)も行っている。測定事業の売上割合は現在1%未満である。
抱えていた課題
やったこと
三次元測定器を導入し、対象物の座標を三次元で取得して図面製作に利用した。目視による測定と図面製作を行っていた従来方法に比べ、複雑なロールでも正確に図面化できるようになった。現地のお客様先で出張測定を行うこともある。直径2m×長さ12mまでのロールシャフトの製作に対応できる。
| 検査測定 | 三次元測定器 |
|---|
三次元測定器の導入により、複雑なロールも正確に図面化でき、精度が格段に上がった。リバースエンジニアリングによる設計図製作が可能になり、設備の修理依頼にも対応できるようになった。測定事業は今後の事業拡大の起点として位置づけられている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
大正3年創業で、平成24年度・25年度補正の加工・測定システム導入と、ロールシャフトの一貫受注体制への移行が一連の流れとして書かれている。
他社は直径40~50cmが限界とされる中、直径2m×長さ12m、最大重量40tまで製作可能と数字で強みが示されている。
測定事業の割合は1%未満と記載され、課題認識はうかがえるが、高付加価値化の実効性ある計画までは読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
品質管理部・設計課の担当者が記載されるものの、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体は読み取れない。
三次元測定器でリバースエンジニアリングにより図面化し、生産ラインの修理に応える点が顧客ニーズと選ばれる理由として具体的に示されている。
角型への展開やメンテナンス・解体組込みの受注拡大が方向性として書かれているが、スケジュールや課題解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
直径2m×長さ12mの大型ロールシャフトや、バッテン模様を出せるロールは他社がほとんどないと書かれ、高水準の付加価値が読み取れる。
鉄鋼・製紙など川上・川下との取引はうかがえるが、経済波及効果や雇用創出を国が補助する理由としては書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
三次元測定器による座標測定とリバースエンジニアリングは先端技術の活用だが、サプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
千葉県習志野市の工場や東京都墨田区の本社が記載されるが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
加工を軸に、測定事業を足がかりとして他の事業にも取り組んでいく方針である。今後はロールシャフトに関わる製造、メンテナンス管理、納入時の解体・組み込みまで一貫して受注できる体制へ移行し、ロールシャフトなら小出さんに、と思ってもらえる会社を目指している。
これは対象物の座標を三次元でとるための装置なのですが、こちらの装置を図面製作に利用しています。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
5軸複合加工機を新規導入した。
タレパン工程のカス上がり不良の原因であるカス上がりを検知するため、カメラをセンサとして設置位置を検討し、設備の構造・寸法・形状・動力を調査…
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