ものづくり補助金平成25年度宿泊業、飲食サービス業神奈川県

三浦半島第1次加工場及び生産研究施設設置事業

有限会社たのし屋本舗

この事例のポイント

  • 地元で採れる食材を地元で加工できず、加工のために外部へ出すことになりコストがかかる。これが地元生産者の悩みになっている。
  • 食材が豊富な三浦半島に食品加工設備を導入し、食品加工研究施設を開設した。
  • 地元の食材を地元で加工できるようにすることで、生産者が抱えていた加工の負担とコストの問題を解決することを狙っている。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社たのし屋本舗
所在地神奈川県 横須賀市
業種飲食店

事業の背景

横須賀市追浜で創作料理の居酒屋として開業したが、開業当初はお客様が定着せず、なかなか上手くいかなかった。どうすればお客様に喜んでいただけるかを試行錯誤する中で、三浦半島には素晴らしい食材が豊富にあることに気づいた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • コスト・採算地元で採れる食材を地元で加工できず、加工のために外部へ出すことになりコストがかかる。これが地元生産者の悩みになっている。

やったこと

食材が豊富な三浦半島に食品加工設備を導入し、食品加工研究施設を開設した。生産者と飲食業者が連携し、地元で採れる食材を使った新たな製品開発に挑戦する。多様な食材を使って加工の実験を行えるようにした。食品加工に必要な冷蔵庫、食品乾燥機、フリーザーなど複数の設備を導入した。試作や研究目的での利用であれば無料で使えるようにした。

加工機ミキサー
加工機食品乾燥機
その他冷蔵庫
その他フリーザー

事業の効果

地元の食材を地元で加工できるようにすることで、生産者が抱えていた加工の負担とコストの問題を解決することを狙っている。生産者と飲食業者の連携により、地元食材を使った新製品の開発につなげる。三浦半島の食材の魅力を発信し、地域の食の価値を高めることも目指している。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性2

    開業当初の経緯と地元食材への着目は読み取れるが、経営戦略上の明確な位置付けや過去の取組との一貫性は書かれていません。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    三浦半島の食材が豊富という外部環境の認識はあるが、競争優位性や自社の経営資源の強み・弱みの記述は薄いです。

  • 課題の認識と解決3

    生産者の課題(地元で加工できず費用がかかる)が示され、加工施設導入で解決を図る方針は読めるが、高付加価値化や成長の定量的な計画は書かれていません。

事業の実現可能性36%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    補助事業に取り組んだこと以外、人材や事務処理体制についての記述はわずかにうかがえるのみです。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    地元食材の新鮮さや生産者と飲食業者の連携による新製品開発という価値の方向性は読めるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体性が薄いです。

  • 事業化までの道筋2

    試作・研究目的で設備を無料利用できるようにするという運用の方向性はうかがえるが、スケジュールや課題解決方法は書かれていません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    地元食材を使った生姜・玉ねぎ等の新製品開発は読めるが、分野の普及度や高価格化の水準は書かれていません。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用3

    生産者の加工課題の解決と地域食材の活用という地域経済への効果は読めるが、雇用や波及効果の数字は書かれていません。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献2

    生産者と飲食業者の連携による地域内の取組はうかがえるが、デジタル技術や新ビジネスモデルの記述はありません。

政策面50%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及4

    三浦半島の地元食材を地元で加工し、地域の生産者と飲食業者が連携して新製品を開発する点が具体的に読み取れます。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。