高機能充填設備導入による高粘性または具材入り製品の生産性と品質の向上
高粘度商品や具材入り商品に対応できる高機能な充填設備を導入した。
株式会社藤岡園
成果ほうじ茶火入れ作業の外注比率 90%→40%
| 事業者名 | 株式会社藤岡園 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 射水市 |
| 業種 | 飲食料品小売業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 88人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1878年 |
当社は富山県内で日本茶などの販売店を6店舗、酒類の販売店を2店舗、抹茶を使ったドリンクやスイーツを提供するカフェを2店舗、フランチャイズのカフェを4店舗経営している。日本茶を急須で入れる人は減っていると言われるが、ペットボトル入りを含めた日本茶の消費量は逆に増加している。
抱えていた課題
やったこと
2015年1月に遠赤外線回転火入機を導入した。購入にあたってバーナーを強化し、回転スピードや温度、センサーの配置などに多くの改良・調整をほどこした。バーナーの強さやガス圧、火入の温度などの適性値は季節や気候によっても変動するため、実験を繰り返して最適な設定を探り出した。導入後は、新製品の試作として焼き加減の異なるサンプルを複数作って比較できるようになった。店舗スタッフの提案を受けて、水出しほうじ茶のティーバッグタイプを開発した。
新しい製品・サービス:ティーバッグタイプの水出しほうじ茶
ほうじ茶の火入れ作業の外注比率が約90%から40%に減り、外注にかかわる各種のコストを削減できた。新製品の試作を迅速に比較できるようになり、製品開発の速度が飛躍的に向上した。自社作業では納得のいくまで検討できるため品質の向上にもつながり、顧客の要望に応じたマイナーチェンジも迅速に行えるようになった。夏季には提案から短期間で商品化した水出しほうじ茶が好調な売り上げを記録し、業績にも現れた。
今回の内製化を機に、本社と離れているパッケージ部門を集約するなど、さらなるシステム化を具体的に検討したいと考えている。既存製品や新製品の品質向上で自社ブランドが強化された場合には、雇用を増やして個々のスタッフの負担軽減にも取り組みたいと考えている。
高粘度商品や具材入り商品に対応できる高機能な充填設備を導入した。
フィルムと紗(メッシュ)を接着剤で接着する製造過程で、既存設備に①ピンチエキスパンダーを増設し、フィルムの両端を自動で引っ張らせて人手を介…
効果:設備の導入前は1,100m~2,800mごとに1度はロスが発生していたが、現在はほとんどない
コンピュータで制御されたバイブレーションコンベア制御装置を導入した。