画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社富山技研
成果金型取り付けのねじ止め箇所 8カ所→0カ所
| 事業者名 | 株式会社富山技研 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 富山市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 120人 |
| 資本金 | 3,620万円 |
| 設立 | 1975年 |
当社は1975年の創業以来、コネクター・フィルター・圧電・チップなどの電子機構部品用精密金型の製作を行い、プレス加工、成形加工、インサート成形加工も手掛けている。同業他社の生産部門が海外移管を進める中、工程の省力化や無人化で差別化を図っている。
抱えていた課題
やったこと
新型の電動竪型射出成形機を導入し、2014年7月より試験運用を開始した。試験直後は送り装置と成形機動作の連動起動などのソフト上の問題で金型が破損し、品質も安定しなかったため、金型の合わせ具合、樹脂の溶融温度、流し込む速度などの成形条件を調整し、金型を見直して改善した。2015年1月21日には試作金型での試験生産を開始し、ホットスプールから樹脂が射出されない新たな課題が生じたが、樹脂素材との適合を調査して改善を続けた。従来ねじ止めしていた金型を磁石で固定する「マグネットクランプ」を特別付属品として導入し、それまで8カ所のねじ止めが必要だった金型の取り付けをスイッチひとつで可能にした。
| 加工機 | 竪型射出成形機(電動) |
|---|---|
| 金型 | マグネットクランプ |
新しい製品・サービス:ホットスプールを用いた新しい射出成形の部品
成形サイクルが短縮し、不良率が下がり、段取り時間も半減した。交換頻度の負荷が軽減され、フープの波打ちを抑えた安定送りが可能になった。金型の改善により一定の効果が出て低コスト化にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来コネクター・フィルター等の精密金型製作を行ってきたと書かれ、過去の事業との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
海外移管が進む中で工程の省力化・無人化で差別化を図っていると書かれ、外部環境への対応は読み取れるが、具体的な競争優位の数字はない。
試験生産で金型や成形条件を改善し、成形サイクル短縮・不良率35%改善・段取り時間半減など具体的な効果が記載されている。
不良率35%の改善や段取り時間半減など実績の数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
試験運用時のトラブルへの対応は書かれているが、人材や事務処理体制について記述がない。
高度な技術を要する製品や短納期製品で国内需要が高いと述べられ、顧客ニーズは読み取れるが、ターゲットの整理は薄い。
ホットスプール適応樹脂の検討を今後続けるという課題と方針は書かれているが、スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
超精密電子機構部品の精密金型で、高度な技術を要する製品の国内需要が高いと書かれ、同分野での高付加価値性がうかがえる。
海外移管の中で国内需要が高いと述べられるが、雇用創出や波及効果の記載はわずかにうかがえる程度。
不良率や段取り時間の改善と低コスト化につながったと書かれるが、補助金額に対する付加価値増加の数字はない。
省力化・無人化を進めたと書かれるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は記載されていない。
海外移管が進む中で国内の精密金型・高付加価値製品の需要が高いとあり、構造転換との関連がわずかにうかがえる。
富山市の地域企業であることは書かれるが、地域特性を活かした雇用や成長への言及は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は当社の技術力をアピールし、製造品目と取扱量を増やすとともに、増えると予想される需要に質量ともに応える製品を提供し続ける。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%