回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社メイク・ア・ボックス
| 事業者名 | 株式会社メイク・ア・ボックス |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 金沢市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 2,800万円 |
| 設立 | 1990年 |
箱などのパッケージは打抜加工により製作されており、板紙を抜型でプレスして切れ目や折れ目をつくって組み立てている。打抜加工では生産前に抜型の高さを厳密に調整する必要があり、調整が不十分だと刃物の先端が潰れたり板紙を切り離せなかったりするトラブルが起きる。
抱えていた課題
やったこと
抜型製造業を営む当社が、長時間の調整作業の原因を調査したところ、調整が必要な高さのムラには2つの原因があることを解明した。その原因は抜型自体の高さのバラつきと打抜き加工機自体の高さのバラつきであり、これらを解消すれば全体の調整時間を減少できると考え、打抜機自体の高さのバラつきを調整する手法の開発に取り組んだ。フラットベッドの高さのバラつきを積層フィルムの枚数で調整して高精度な平面を実現し、パルス式レーザー加工機を使って極めて高い精度でカットする方法を取り入れた。その結果、高精度な平面度矯正シートを作成するために必要な高精度な専用抜型を製作し、試作品2点を作成した。
| 加工機 | パルス式レーザー加工機 |
|---|
新しい製品・サービス:平面度矯正シートのシステム
本事業により、高精度な平面度矯正シートを作成するために必要な高精度な専用抜型を製作できることが確認された。これを顧客の打抜機に用いることで、打抜機自体の高さのムラを解消し、抜型のムラ取りにかかる時間を大幅に削減できる。その結果、顧客の作業効率が向上し、打抜き業界全体の作業効率改善に貢献できると考えられる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
パッケージの打抜加工と抜型製造を得意分野とし、抜型の調整時間という既存業務の課題に取り組んだと読めるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
抜型製造業としての強みに触れ、打抜業界の効率を妨げる要因を課題化しているが、市場動向や競合に対する優位性は具体的に書かれていない。
抜型調整に半日を要する課題を特定し、高さのバラつき2原因を解明して解消手法を開発したと具体的に書かれている。ただし増収や付加価値の数値目標は書かれていない。
業界効率改善への貢献は述べられているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員25人の企業であることのみ書かれ、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述はない。
顧客は打抜加工業者で、調整時間が半日かかる大型抜型の課題を示し、高精度な平面度矯正シートという製品の価値が明確に示されている。
試作開発から顧客への展開までの流れは示されているが、事業化の具体的なスケジュールや中長期の課題検証は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従来の抜型調整を高精度化する独自の平面度矯正シートと、パルス式レーザー加工の活用が示され、同分野で新しい高精度化を図っている。
打抜業界全体の作業効率改善に貢献するとあるが、雇用や波及効果の具体的な数字は書かれていない。
顧客の抜型ムラ取り時間を大幅に削減すると述べるが、補助金額に対する効果の数値は示されていない。
パルス式レーザー加工機と積層フィルムによる高精度平面化の技術が示されるが、サプライチェーンへの波及は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
石川県金沢市の企業であることは書かれているが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%