画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社 東振精機
成果加工速度 100%→179%
| 事業者名 | 株式会社 東振精機 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 能美市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 534人 |
| 資本金 | 7,350万円 |
| 設立 | 1956年 |
当社は大端面の研削に超砥粒砥石を導入して品質を向上させてきた。しかし超砥粒砥石は最適な研削条件が従来の砥石と異なり、従来型の加工機では性能を最大限に引き出せなかった。近年は自動車の燃費改善のため摩擦抵抗を低減した円すいころ軸受が開発され、組み込まれる円すいころにより高い精度と品質が求められている。
抱えていた課題
やったこと
機構的な制約をできる限り排して条件設定の自由度を高めた端面加工機を試作した。この試作機で研削条件パラメータを変化させてテスト加工を行い、実現できる加工速度と加工精度、さらに砥石の摩耗量を調査した。これにより超砥粒砥石にとっての最適研削条件を探索した。試作機は量産に用いるには信頼性が不十分と判明したため、試作機での経験を基に改良型の生産機を開発し、従来型と置き換えて9台を生産ラインに導入した。
| 加工機 | 端面加工機(改良型生産機) |
|---|---|
| 加工機 | 円すいころ用端面加工機(試作機) |
新しい製品・サービス:円すいころ用端面加工機
試作機による最適研削条件の探索で、型番によっては加工速度を最大で従来比79%向上させることができた。改良型生産機9台を生産ラインに導入し、2018年度の実績では37型番で時間当たりの生産高が改善し、延べ4,000時間の加工時間を短縮した。一方で40型番は従来型を超える生産性を発揮できておらず、多品種に対する研削条件の最適化の難しさが残っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の試作機開発を基に改良型生産機を開発したとあり、取組の連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
試作機は量産に十分な信頼性がないと判明し、生産性の改善未達の型番への対策継続が課題と書かれ、課題認識はあるが、高付加価値化への道筋は具体性が薄い。
型番によっては加工速度を最大79%向上したとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
砥石や研削液のメーカーの協力を得て開発を続けているとあるが、社内の人材や事務体制はうかがえない。
軸受組込用ローラ等の得意分野や主要取引先は書かれているが、本事業の製品の顧客ターゲットや選ばれる理由は整理されていない。
残り40型番の生産性未達を今後の課題とし、砥石・研削液メーカーと協力して開発を続けるとあるが、スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
超砥粒砥石による高精度・高品質の円すいころ大端面加工という高付加価値の取組が書かれている。市場の普及度は書かれていない。
自動車の燃費改善に向けた円すいころ軸受の開発動向に触れるが、波及効果や雇用創出の記述はない。
9台を生産ラインに導入し、77型番のうち37型番で時間当たり生産高を改善、延べ4,000時間の加工時間を短縮できたと数字で書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
生産性の改善が達成できていない型番に対して対策を進めていく。現在は機械の条件設定に留まらず、砥石や研削液のメーカーの協力を得ながら開発を続けている。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%