ものづくり補助金平成25年度学術研究、専門・技術サービス業山梨県

CIMにおける3次元データの取得、解析、加工、モデリング等のサービスの提供

昭和測量株式会社

この事例のポイント

  • 現在保有する地上型レーザースキャナーでは、対象物の影になる狭小部や小規模構造物のデータを取得できない。
  • 測量課では、狭小部でもデータを取得できるハンディ3Dスキャナーを購入し、CIM用3Dソフトと高スペックワークステーションを導入して、測量図面の作成を進められる体制を整えた。
  • 高密度な点群データを取得でき、高スペックなワークステーションによりモデリングの作業効率が上がる見込みである。

事業者のプロフィール

事業者名昭和測量株式会社
所在地山梨県 甲府市
業種技術サービス業
従業員数60人
資本金3,300万円
設立1957年

事業の背景

1957年創業の建設コンサルタント、地質調査業、測量業者で、従業員は60人である。国土交通省はCIMの制度・基準を策定し一般化に向けて検討中で、建築分野ではBIMが先行している。競合他社に先駆けて土木分野のCIMを実現し、トータルなサービスを提供することが求められている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度現在保有する地上型レーザースキャナーでは、対象物の影になる狭小部や小規模構造物のデータを取得できない。
  • 生産能力点群データは数億点に及び、低スペックのパソコンでのモデリングに4〜48時間かかるため作業効率が低い。
  • 生産能力CIMやBIMに必要な3次元データの収集が非効率であることが大きな課題になっている。
  • 新製品・新技術測量機器ごとの個別データをCIM・BIMに取り込むにはデータ変換が必要で、安価かつ簡単に融合するシステムの開発が急務である。
  • その他公共機関が管理する構造物の図面の保有期間は一般に10年程度で、それ以前の図面は破棄されることがあり、インフラの維持には新たな図面の作成が必要になる。

やったこと

測量課では、狭小部でもデータを取得できるハンディ3Dスキャナーを購入し、CIM用3Dソフトと高スペックワークステーションを導入して、測量図面の作成を進められる体制を整えた。設計課では、測量課で作成した図面をもとにCIM(3D)設計を行うため、CIM用3Dソフトと高スペックワークステーションを導入した。事業推進課では、図面編集ソフトのScan Surveyを導入し、数億点の点群データを軽快に扱えるようにした。SketchUp Proを用いて、360度の空撮画像とGISを融合した河川管理システムを構築した。

  • 検査測定ハンディ3Dスキャナー
  • その他高スペックワークステーション
  • ソフトCIM用3DソフトScan SurveySketchUp ProAutoCAD Civil 3D

新しい製品・サービス:CIMに対応した3次元データの取得・解析・加工・モデリングサービス

事業の効果

高密度な点群データを取得でき、高スペックなワークステーションによりモデリングの作業効率が上がる見込みである。CIMデータとGISを融合することで、現場でタブレット端末をかざすと完成構造物や地下の地質・埋蔵文化財の情報が表示できるようになる。交通量データを用いた仮想交通シミュレーションの実現も目指している。これにより、建設業の生産性向上と品質確保、トータルコストの縮減につなげる。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。