回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
黒澤酒造株式会社
| 事業者名 | 黒澤酒造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 南佐久郡佐久穂町 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 従業員数 | 23人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1949年 |
黒澤酒造は1858年に現在の佐久穂町で創業し、「井筒長」を代表銘柄とする地酒を製造している。国内では普通酒の不振が厳しい一方、特定名称酒の出荷は堅調で、輸出用も順調に伸びている。アメリカ市場では20数年前から輸出を行い、トップ5に入る流通量を誇っている。
抱えていた課題
やったこと
平成25年度補正ものづくり補助金を活用し、需要の高まる純米大吟醸酒や純米酒など上級酒の量産に対応した吟醸兼用製麹機(床用製麹機)を導入した。これにより、より高品質かつ均一な麹づくりを実現し、好調なアメリカ市場向けの上級酒を中心に、自社の製造能力と品質の向上を図った。
| 加工機 | 吟醸兼用製麴機 |
|---|---|
| 検査測定 | 麹米光選別機「ピカ選グランド」 |
酒本来の香味を生かした仕上がりなど酒質が確実に向上した。衛生面・作業性の向上にもつながった。麹を活用した製品群への活用も進み、甘酒の香味向上や純米酒に甘酒を混和したリキュールの品質向上とコスト削減が実現した。輸出用リキュールも好調で、確実に成果を上げている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業1858年以来の生酛造りへのこだわりと、輸出向け上級酒の強化という一貫した方向性が読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
アメリカ市場でトップ5に入る流通量、20数年前からの輸出開始、国際コンクール受賞など、強みと市場の関係が具体的に読み取れる。
量重視の製麴機が上級酒の需要に対応しきれないという課題認識は示されているが、数値目標や収益面の見込みは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員23名や自社精米による原料管理の記述はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力については書かれていない。
アメリカ向け純米大吟醸・純米酒という顧客ターゲットと、国際コンクール受賞や売れ筋上位というニーズの裏付けが具体的に書かれている。
平成25年度から平成30年度までの段階的な取組が時系列で示されており、中長期の展開は読み取れるが、遂行方法やスケジュールの詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
生酛造りという伝統製法の上級酒を高価格帯で展開しており、高付加価値化を図る取組であることが具体的に読み取れる。
佐久地域の酒どころや農業振興、契約栽培の拡大など地域への波及と雇用創出がうかがえるが、国が補助する理由としては明示されていない。
衛生面・作業性の向上や甘酒リキュールのコスト削減など効果は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
輸出用リキュールの成長など海外市場への展開はうかがえるが、日本経済の構造転換に資するかどうかの記述はない。
佐久地域の米を使い、契約栽培を南佐久や松川村など地域に広げていることが具体的に書かれ、地域特性を活かした事業であることが読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%