生産設備連結による生産性の向上と小ロット対応による、新規マーケットの獲得と販売拡大計画
本補助事業で、印刷機と糊付け機を連結する「オートマチック・スタッカ連結コンベア」を導入した。
効果:生産性も2割の向上がみられた。
株式会社古沢工機
成果真直度(同一製品) 5μm→2μm
| 事業者名 | 株式会社古沢工機 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 清水町 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 17人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1970年 |
古沢工機は創業から約半世紀にわたり工作機械部品加工や精密機械部品加工を手がけている金属加工会社である。小さな町工場が生き残るには特化した技術が必要との考えから、これまで精密加工に注力してきた。近年は精度を求める顧客ニーズが多く、超精密加工への挑戦を決めた。主に受注しているのは半導体関係の専用機や高精度工作機械の架台の最終工程となる精密研磨加工である。
抱えていた課題
やったこと
ものづくり補助金を活用し、オーバーハングレスT型フレーム一体構造・V-V摺動面搭載の「精密コラム型平面研削盤」を導入した。重さ12〜13tの機械で、基礎のコンクリート打ちなど工場の整備も行った。真直性に優れ、油膜の浮き上がりのアンバランスを制御し、テーブルフルストローク時も工作物のオーバーハングがないため高精度で安定した研削加工ができる。耐用年数の長期化を図るため、主軸をベアリングから油圧に仕様変更して導入した。導入後に製品6台を加工検査したところ、3台は0.001mm(真直度1μm)、3台は0.002mm(真直度2μm)の結果を得た。同じ製品では従来機は0.004〜0.005mmの精度しか出せなかった。新機導入に合わせて新人社員2名を雇用し、若手でも高精度加工ができる体制を作っている。
新機導入により真直度2μmの超精密加工が安定して行えるようになり、若手でも高精度の加工ができるため、ベテラン依存から脱却し社内全体の加工技術水準の向上が見込まれる。業界最高クラスのマシンの導入で業界内の口コミによる受注機会が増え、新機稼働後は月次売上が増加している。作業時間の短縮やコスト削減も見込まれ、ワンランク上の受注競争に参入できるようになった。
今後は新規顧客の取り込みをより積極的に行い、さらなる売上増加を目指す。次の10年を見据えた新たな設備投資の構想も始めている。
今はまだ目を見張るほどの成果が出ているわけではないが、ワンランク上のステージの受注競争に参戦できるようになったことは確か
公式の事例集より(原文のまま)
本補助事業で、印刷機と糊付け機を連結する「オートマチック・スタッカ連結コンベア」を導入した。
効果:生産性も2割の向上がみられた。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル