ものづくり補助金平成25年度製造業静岡県

自社製品の品質向上とコスト削減を目指した製造体制の強化

日本オーガニック株式会社

この事例のポイント

  • 肥料原料に混入する袋の切れ端やビニールなどの異物が製品の信頼を失わせ、会社の致命的なダメージになりかねない。
  • 原料異物除去装置一式を配合肥料製造ラインに設置し、原料に混入する軽量異物の除去に活用した。
  • 原料異物除去装置により異物除去の手間が減り、ダブルチェックが不要になって残業時間が削減された。

事業者のプロフィール

事業者名日本オーガニック株式会社
所在地静岡県 静岡市葵区
業種その他の製造業
技術分野機械制御
従業員数40人
資本金6,200万円
設立1930年

事業の背景

静岡県という立地を生かし、良質な魚粉を主な原料として有機系原料を中心に250種以上の各種原料を用途ごとに配合している。多くの原料は価格の高騰により国内調達が難しく、インドネシアやアフリカなど海外からの輸入に頼らざるを得ない傾向にある。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度肥料原料に混入する袋の切れ端やビニールなどの異物が製品の信頼を失わせ、会社の致命的なダメージになりかねない。
  • 人手・技能異物の除去をメッシュによる除去や手作業で一つひとつ行っており、大変な労力がかかっている。
  • 人手・技能異物除去のためにダブルチェックが必要で、残業時間が多くなっている。

やったこと

原料異物除去装置一式を配合肥料製造ラインに設置し、原料に混入する軽量異物の除去に活用した。最新パレタイザーロボットも導入し、積みつけ精度を高めた。異物除去装置によりダブルチェックが不要になり残業時間を削減し、配合肥料製造時の粉末除去にも効果を発揮した。パレタイザーロボットによって製造スピードが上がり、多種多様なパレットへの対応も可能になった。

事業の効果

原料異物除去装置により異物除去の手間が減り、ダブルチェックが不要になって残業時間が削減された。配合肥料の粉末除去にも大きな効果が出ており、期待以上の成果を得ている。パレタイザーロボットにより積みつけ精度と製造スピードが向上した。配合肥料の品質向上とコスト削減によって低価格を維持でき、力仕事の軽減や労働の標準化により女性も働きやすい職場環境づくりが可能になると見込まれている。

今後の展望

工場勤務について男女の隔てなく雇用を伸ばしていく方針である。

事業者の声

今後は当社の心臓部である工場勤務についても、男女の隔てなく雇用を伸ばしていきたい

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。