部品寸法測定時間の短縮と精度を向上させた新測定評価システムの試作開発
業界初のパラレルリンク構造を採用したEQUATOR本体は完成していたが、機能させる周辺機器・ソフトが未完成だった。
効果:測定速度 1倍→3倍
株式会社エコー計測
成果立体測定の売上は当社売上の20%程度にまで成長した
| 事業者名 | 株式会社エコー計測 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 西尾市 |
| 業種 | 技術サービス業 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2006年 |
当社は様々なものづくり企業の製品寸法測定のアウトソーシングを手掛けている。近年、図面のない製品サンプルの形状を測定して図面やCADデータを作成するリバースエンジニアリングへの市場ニーズが高まっていた。当社の販売先は自動車業界からの受注が全体の80%程度と高く、同業界からの受注は安定している。
抱えていた課題
やったこと
既存設備の3次元測定機に、小型・高精度スキャニングプローブおよび付随する解析ソフトと3DCADソフトを導入した。測定チップは極小φ0.5mmから各種あり、「点」だけでなく「線」や「面」といった立体でも測定できるようになり、測定範囲を拡大した。これにより、より小型で複雑な立体形状も測定できる体制を構築した。
| 検査測定 | 3次元測定機 |
|---|---|
| 検査測定 | 小型・高精度スキャニングプローブ |
| ソフト | 解析ソフト |
| ソフト | 3DCADソフト |
新しい製品・サービス:リバースエンジニアリング事業
立体測定が可能になったことで受注は増加傾向となり、立体測定の売上は当社売上の20%程度まで成長した。製品の構造分析などを行うリバースエンジニアリング事業への新規展開を実現した。既存顧客からの需要拡大と新規顧客獲得を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去から寸法測定を手掛けてきた事業の延長として、リバースエンジニアリングへ展開する流れが記載されている。経営戦略上の位置付けは具体性が薄い。
自動車業界からの受注が全体の80%程度と記載され、大手企業も測定能力を高度化している市場動向と自社の強みが踏まえられている。
既存設備では点の測定しかできなかったという課題を認識し、3次元測定機と小型高精度スキャニングプローブ導入で立体測定を実現する計画が示されている。
立体測定の売上が当社売上の20%程度まで成長したとあるが、補助事業期間の付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員数8人、常務取締役の存在は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な記載は乏しい。
ものづくり企業の寸法測定ニーズ、自動車・パチンコ・楽器など納入前測定が必要な製品、金属やプラスチックへの対応が具体的に記載されている。
3次元測定機を1台追加導入予定とあるが、スケジュールや中長期の課題検証の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
リバースエンジニアリング分野は市場ニーズが高まっていると記載されているが、普及度や高付加価値化の水準は具体的に示されていない。
地区の自動車業界の生産量が多いことは触れられているが、地域経済波及や雇用創出など国が補助する理由は明示されていない。
立体測定売上が全体の20%程度に成長したとあるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
小型高精度スキャニングプローブや3DCADソフトの活用により、リバースエンジニアリングの新事業を展開する点は読み取れるが、地域や供給網への貢献は薄い。
リバースエンジニアリングという市場ニーズの高まりに参入する点はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
西尾地区で生産量の多い自動車業界との関係はうかがえるが、地域の経済成長を牽引する具体的記載は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後もリバースエンジニアリング分野のニーズを汲み取ることで更なる受注増加につなげ、測定技術のスペシャリスト集団として成長していく。令和2年12月には3次元測定機をもう1台追加導入予定である。
業界初のパラレルリンク構造を採用したEQUATOR本体は完成していたが、機能させる周辺機器・ソフトが未完成だった。
効果:測定速度 1倍→3倍
平成28年の補助事業で、一面せん断試験を効果的に活用・普及させるため「改良型一面せん断試験機」を開発した。
食品分析で必要となる農薬の一斉分析のために、液体クロマトグラフ質量分析装置(LC-MS/MS)を導入した。
効果:分析時間 100%→33%