回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社井上資孝商店
| 事業者名 | 株式会社井上資孝商店 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 津市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
当社は60年以上にわたり三重県伊賀市の伝統的工芸品である伊賀の組紐技術を用い、帯締めを生産してきた。機械組と手組みの両製品を生産しており、手組み生産は中国への海外委託をメインとしている。先染め染色の高品質カバーリング和糸やミックス和糸の開発、カード枚数を増やしたプログラム作成などにより、付加価値の高い製品の機械生産を試みてきた。
抱えていた課題
やったこと
コンピュータ制御式レース編機を導入し、組紐用途に適した仕様の機種を選定した。デザイン画から組織図を作成し、機械動作デザインをもとに制御データ(プログラム)を作成した。PCソフトでデータを入力・編集しながら仕上げ、作成したデータでレース機を制御して高付加価値製品を生産する。導入に際しては、糸にかかるテンションの強化、生産速度の調整、専用組み口の作成などのチューニングが技術的課題となり、当社のノウハウを活かして最適条件を見出した。試作ではプログラムの不具合や和糸切れによる不良が出るたびにプログラムを修正し、再試作を繰り返した。
新しい製品・サービス:手組でしか作成できなかった帯締めを機械で生産でき、デザインのアクセントとして異なる柄を入れた高付加価値の帯締めを完成させた。
デザインの途中に異なる柄を入れられるようになり、デザインのアクセントとして付加価値を付けられる。市場が求める高付加価値製品を安価で多量に生産できる生産体制を整える。今後は帯メーカーからの組帯やアクセサリー用紐、海外輸出用バッグストラップ、刀紐など新たな用途を新規事業として順次展開する予定である。
今回の設備導入・安定化の後、増産枠の配分に優先順位を付けつつ、既に要望のある組帯、アクセサリー用紐、海外輸出用バッグストラップ、刀紐、ガラスメーカーとのコラボ携帯ストラップなどを新規事業として順次行っていく予定である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名