回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社柏屋製パン所
| 事業者名 | 有限会社柏屋製パン所 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 甲賀市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1954年 |
創業1952年の甲賀市の老舗パン屋で、甲賀市・湖南市全域および日野町の小中学校給食に8000食前後のパンを届けている。前職の求人広告会社で培った営業力により、地域のカフェ、ホテル、病院、介護施設、ゴルフ場などに顧客が広がっている。一方、大手製パン会社は長期保存のために多くの添加物を使用しており、その中には発癌性が指摘され世界各国で食品への使用が禁止されている臭素酸カリウムも含まれている。
抱えていた課題
やったこと
イタリア産天然酵母種専用の設備として、新型小型分割機とベルト式プルファーを導入した。新型小型分割機は生地に極力圧を加えずに分割し、グルテンの形成を壊さず伸展性を保てるようにした。潤滑油や生地カスが溜まるポケットを設けて掃除を容易にし、異物混入リスクを低減した。ベルト式プルファーは温度・湿度の制御能力が高く外壁が透明で、寝かせている間の生地の状態を職人が見ながら調整できる。従来の金属チェーン駆動をウレタンゴムベルトに替え、金属粉や潤滑油由来の異物混入リスクを低減した。本事業では導入設備で天然酵母食パンを試作し、生産体制を確立するとともに地域の施設に営業を展開する。
| 加工機 | 新型小型分割機 |
|---|---|
| 加工機 | ベルト式プルファー |
新しい製品・サービス:イタリア産の天然酵母種を活用した無添加の天然酵母食パン
設備導入により、オールシーズン通して生地の膨らみや焼き上がりが均等になり、成型時のべたつきや乾きすぎもなく均一な天然酵母食パンを製造できるようになった。金属チェーンからウレタンゴムベルトへの変更と掃除の容易な分割機により、異物混入リスクが低減し製造ロスが少なくなった。生産性もはるかに高められたとしている。事業終了後は、人気番組の取材を受けて遠方からも工場直売に来店が増え、大手スーパーでも取り扱われるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業1952年の老舗で、天然酵母食パンは5年の試行錯誤を経て開発された延長線上の取組として読み取れる。
大手製パンの添加物使用との差別化、無添加志向という強みが示されるが、市場規模や競合の数値は書かれていない。
生産の大量化が課題として示され、分割機やプルファー導入で解決する計画だが、具体的な数値目標は見当たらない。
生産性の向上は「はるかに高められた」とあるのみで、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
社員14人、装置メーカーと設計打合せ済みとあり体制は一定読み取れるが、人材や事務体制の詳細は薄い。
無添加で劣化が少ない天然酵母食パンという価値と、給食や高級ホテル・老人ホームなど顧客ターゲットが具体的に書かれている。
試作から生産体制確立、施設への営業展開という段階は示されるが、スケジュールや課題解決の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
イタリア産天然酵母種を用いた食パンを、同分野で高付加価値化する取組として具体的に説明されている。
地域の小中学校給食や地元施設への供給といった地域性はうかがえるが、経済波及や雇用創出の数値は書かれていない。
異物混入低減や製造ロスの減少が示されるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
甲賀市・湖南市・日野町の地域給食や地元の施設へ供給する地域密着の事業であることは読み取れるが、雇用や成長への効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
設備導入により、オールシーズン通してパンの焼き上がり、風味、食感を均一化でき、クオリティの高い天然酵母食パンを作れるようになった。異物混入リスク低減により、製造ロスが少なくなり生産性も高められた。今後は施設営業を進め、ホテル、高級老人ホーム、ゴルフ場などへの展開を見込んでいる。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg