吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社マルミ機械製作所
成果テーパー面の当たり率(テーパー角20度) 60%→85%
| 事業者名 | 株式会社マルミ機械製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 長浜市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1951年 |
当社は医療用チューブパイプの金型を手掛けている。医療分野の発達によりチューブパイプは機能面を含め多種多様化し、顧客からは価格・納期対応を含めた高機能化の要求が出ていた。
抱えていた課題
やったこと
ベアリングレッドと呼ばれる赤色の塗料を片方の金型に塗布し、色移りによってテーパー面の当たり率を検査した。Mazak製ターレット式CNC旋盤QUICK TURN NEXUS 350-ⅡMY UNIVERSAL(650U)を導入した。最大加工径はΦ420mm、最大加工長さは604mm、移動量(XYZ)は260×150×670mm、主軸回転数は3300min-1、チャックサイズは14インチ、取付工具本数は12本である。切削強度に優れ、テーパー加工の再現性が高く、3次元形状の加工にも対応する。段取り替えなしで同じ設備で加工を進められ、時間短縮と高品質化が可能となった。様々な加工パターンを試した。
| 加工機 | Mazak製ターレット式CNC旋盤 QUICK TURN NEXUS 350-ⅡMY UNIVERSAL(650U) |
|---|
テーパー面の当たり率が向上し、設備導入後は80%近くの当たり率が安定して得られるようになった。テーパー合わせに要する加工時間は約半分に短縮された。加工精度が大きく向上し、原料漏れを防ぐテーパー合わせ精度も向上した。品質と価格の両面で他社との差別化が以前より図れるようになったと考えられる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
医療用チューブ金型の高精度化要求に対応するため新設備を導入したと書かれているが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置づけは読み取れない。
顧客から価格・納期対応を含む高機能化の要求があったと書かれ、他社との差別化に言及があるが、自社の強み・弱みの分析は具体的でない。
テーパー合わせ精度の低さと加工時間の長さを課題として明示し、導入後に当たり率を60%から85%、加工時間を半分程度に改善したと数字で示している。
当たり率は導入前60%から導入後85%、加工時間は22分から11分など数値目標と実績が示され、安定して80%前後の加工ができているとされる。
公開されている事例からは読み取れません。
医療用チューブ金型の多層化の流れと顧客ニーズを説明しているが、ターゲットの規模や選ばれる理由の定量的裏付けは薄い。
今後は2層・3層の多層金型へ分野を広げ、テーパー合わせ技術を業界にアピールして受注拡大を図る計画が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
単層から多層金型へ主流が移ると述べ、テーパー合わせ精度で同分野の高水準化を図る内容が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
加工時間の半減など生産性向上は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加額の記載はなく費用対効果は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
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5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は2層・3層以上の多層金型が医療用チューブ金型の主流になると考えられるため、テーパー合わせの精度向上で得た技術力を業界にアピールし、受注拡大を図る計画である。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円