中小畜産農家へのICT(情報通信技術)による支援システム開発
鯉淵学園農業栄養専門学校(水戸市)の協力を得て、牛舎の天井部に赤外線モーションセンサーカメラを設置した。
株式会社ゴビ
| 事業者名 | 株式会社ゴビ |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | インターネット付随サービス業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 4,400万円 |
| 設立 | 1989年 |
株式会社ゴビはRFIDタグをセンサーとして扱い、RFIDタグリーダーを用いた人的支援システムの開発を得意としている。代表例はピッキング作業支援システムで、部品棚のRFIDタグを手首のウェアラブルRFIDリーダー(TECCO)で読み取ってミスを警告する。以前共同出展した看護ケアスキル教育支援システムでも実績のあるRFIDタグやタブレット端末を活用し、安価で自己学習が可能な聴診トレーニングシステムの開発に取り組むことになった。
抱えていた課題
やったこと
研修医や看護学生を学習者とした聴診トレーニングシステムを開発した。聴診器型RFIDタグリーダーは、ウェアラブルRFIDリーダー(TECCO)のアンテナ形状をチェストピース型に変え、本物の聴診器と同じ使用感を可能な限り実現した。ダミー人形は既存のマネキン人形の胸部パーツにRFIDタグを埋め込み、チェストピースをどの位置に当てても即座に適切なタグを読み取れるよう、小さいタグを隙間なく敷き詰めてサイズと配置を試行錯誤した。特定の症例患者向けにはアタッチメント式の胸部パーツも製作した。トレーニングアプリは学習モードと採点モードを備え、タブレットで聴診位置と順番を指導・評価する。タブレットのみで学習できるオフラインモードも用意した。
| その他 | 聴診器型RFIDタグリーダー |
|---|---|
| その他 | ダミー人形(RFIDタグ埋め込みの胸部パーツ) |
| ソフト | トレーニングアプリ(タブレット用) |
| その他 | タブレット端末 |
新しい製品・サービス:スマホとICタグを使った聴診トレーニングシステム
安価で自己学習が可能な聴診トレーニングシステムを開発できた。看護大学の複数の教員による評価では、初学者でも取り組みやすく学習ポイントが定着させやすいこと、チェストピースを人形に当てた際の呼吸音のフィーリングも問題ないことという高い評価を得た。課題であった安価さと自然な聴診の両立により、医療分野でのRFIDタグの有効性を示せた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に共同出展した看護ケアスキル教育支援システムの実績と、RFIDを使う人的支援システムを継続開発している点は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
安価で自己学習可能な聴診トレーニングを狙う点や、RFIDタグ技術と看護分野の知見は読み取れるが、市場規模や競合との比較は書かれていない。
課題として安価なトレーニングシステムの導入と違和感のない聴診の実現が挙げられ、製品化課題も示されているが、事業計画としての数値は書かれていない。
高付加価値化や賃上げにつながる目標値は書かれておらず、わずかに製品化や販路開拓の方向性がうかがえる程度である。
従業員11人で開発を進めたこと、産学連携や大学との共同研究を行っていることは読み取れるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
学習者は研修医や看護学生で、安価で自己学習可能、オフラインモードで授業時間外にも使える点が具体的に示されている。
今後の課題として、ダミー人形の模型製作、販路開拓、アプリ充実の3点が挙げられ、対応方向が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
聴診トレーニングは普及度が低い分野で、タブレットとICタグを用いて安価に製造する点が特徴として具体的に書かれている。
大量の医療人材育成、災害時に聴診が主体となる点など社会的な必要性は書かれているが、経済波及や雇用創出の数値は示されていない。
安価なシステムである点はうかがえるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
RFIDタグとタブレットを活用し、学習者の動作と動画教材を連動させる新しい教育手法が具体的に示されている。
医療・看護・介護分野への事業展開が述べられており成長分野への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製品化に向けて、触感が人間に近い専用の胸部パーツの開発と、協力会社の選定や製造コストを考慮した製法の検討が必要である。また医療系の販路を持つ会社と協力関係を築き、医学部や看護師学校への販路を開拓する。さらに学生の意見を反映してトレーニングアプリを充実させる。看護・介護分野への事業展開も進める。
鯉淵学園農業栄養専門学校(水戸市)の協力を得て、牛舎の天井部に赤外線モーションセンサーカメラを設置した。
建築現場の資材盗難、屋外駐車場の自動車盗難、商業施設のショーウインドー陳列品の盗難を防ぐことを想定した。
障害者就労支援器具「ワークサンプル幕張版」で使う30段棚を、既存の台湾製木製棚から国産のプラスチック製棚に変更した。
効果:台湾産木製棚から国産プラスチック製棚にしたことで軽量化、高品質化、低コスト化が実現した。