海面養殖漁業者向けのアルミ小型漁船の実用化開発
3次元設計CADを導入し、疑似曲面(多面体)による設計の簡易化とスピーディな設計対応を実証するため、試作船を建造した。
株式会社ロングリーチ
| 事業者名 | 株式会社ロングリーチ |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 和泉市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 700万円 |
主力事業は大手家電メーカーが手がけるシステムキッチンの部材組立である。技術の差別化が難しく競合他社も多いことから、約10年前から売上高が低下している。廃棄衣類の年間発生量は約100万tとされ、約80%が焼却処分されている。
抱えていた課題
やったこと
廃棄衣類を繊維状にほぐす「開繊」の技術を開発し、さまざまな技術を検討した結果、最適な方法と条件を見つけた。繊維とプラスチックを複合する「複合ペレット」の生産にも取り組んだ。プラスチック樹脂内への繊維の均質分散化と繊維の高濃度化を、テスト機のレベルでクリアした。廃棄衣類の色を生かし、赤、青、黄色などカラフルな成形品の試作を行い、定規、名刺、マグネットバー、ブックカバー、フラワーポット、デッキなどを製作した。
新しい製品・サービス:古着など廃棄衣類の繊維廃材とプラスチックを混合した、カラフルな繊維強化プラスチック製品
廃棄衣類を繊維強化プラスチックとして再利用する技術が確立され、試作品は5色の名刺1,000枚やマグネットバー3,000本の実売につながった。リサイクル製品でも安く売らず、製造技術による品質の良さとカラフルさを付加価値として販売する方針である。大阪府泉南市のカーペット工場から月10tの廃材を調達し、紙管のリサイクル品として供給する計画も持ち上がっている。量産設備を導入すれば、これまでになく安定した事業として期待できる。
量産機を生かし、さまざまな特性に優れた高付加価値な繊維強化プラスチックの開発を進める計画である。カーペット工場への紙管供給が商談としてまとまれば、廃材の省資源にもつながり、安定した事業になると期待される。
他社でもできる技術では、資本力の強い他社に負ける。自社しかできない技術に挑戦する
公式の事例集より(原文のまま)
3次元設計CADを導入し、疑似曲面(多面体)による設計の簡易化とスピーディな設計対応を実証するため、試作船を建造した。
視認性が高い太陽光式の小型LED表示機「ソーラーONE」を開発した。
効果:運搬・設置作業の必要人数 2名→1名
カヤックの製造工法としてL-RTM工法を採用した。