おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
株式会社いかるが牛乳
| 事業者名 | 株式会社いかるが牛乳 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市住之江区 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,測定計測 |
| 従業員数 | 106人 |
| 資本金 | 9,200万円 |
株式会社いかるが牛乳は、大阪市内の小中学校の学校給食に牛乳びんを50年以上提供し続けている。学校給食用のびん容器牛乳を大阪市内で製造する業者は年々減少し、現在は同社を含め3社しかない。一方で、同社は特定保健用食品のいかるがヨーグルトBB-12が収益の柱に成長している。宅配事業は牛乳販売店の店主の高齢化などにより縮小傾向にあった。
抱えていた課題
やったこと
全方向カメラ式検査装置を導入し、情報処理と測定計測の技術を組み合わせて、これまで検査できなかった側面を含むすべての面を自動で検査できるようにした。従来は上下の2カメラで1時間当たり平均15,000本のペースで検査していた。新しい検査機はパソコン上で操作でき、誰でも簡単に状態を確認できるようにした。検査した回収びんの画像データを収集し、難しかったびんの各部位や傷の種類などの検出を細やかに設定できるようにした。
| 検査測定 | 全方向カメラ式検査装置 |
|---|
新しい製品・サービス:Iキャップ
検査装置の導入後は異常びんの苦情が大幅に減少した。目視による検査人数を減らせたため人件費の削減にもつながった。側面や斜め方向からの検査が可能になり精度が向上し、側面の傷からびんの使用限界時期を知って交換タイミングを適切に調整できるようになった。操作が簡単になり、迅速な改善にもつながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に割れびん検査装置を導入し、学校給食用びん牛乳を50年以上供給している点は読み取れるが、経営戦略上の位置づけは具体的に書かれていない。
学校給食用びん牛乳の供給は同社を含め3社しかないと書かれ、競争環境の一端はうかがえるが、強みを活かした優位性の説明は薄い。
側面の擦り傷に対応できない課題を認識し、全方向カメラ式検査装置で解決する計画が具体的に書かれている。
検出もれによる形状異常の苦情を3分の1に減らすという目標値が示されており、目標の具体性がある。
従業員106名や改善を進める姿勢は書かれているが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述は少ない。
学校給食用リユースびんの安全性への不安を取り除くという顧客ニーズと、検査強化で品質が向上する理由が整理されている。
画像データ収集と基準びんの収集を続けて検出精度を高めるという方法は示されているが、スケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
リユースびん容器は現時点で唯一の容器とあり、希少性はうかがえるが、高付加価値化の水準を示す数字は書かれていない。
包装容器の廃棄抑制、環境負荷低減、循環社会形成のために推進すべき容器だと公益性が具体的に述べられている。
1時間当たり平均15,000本の検査ペースや苦情の大幅減少、人件費削減が書かれ、効果の大きさがうかがえる。
画像データ収集やパソコン上での操作による検査は情報処理技術の活用だが、地域やサプライチェーンへの波及は具体的に書かれていない。
発酵乳製品の売上好調や環境負荷軽減への言及はあるが、日本経済の構造転換に資する記述は読み取りにくい。
大阪市内中心の学校給食への供給という地域性は示されているが、地域経済の牽引効果は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
発酵乳製品の売上が好調に推移するなか、検査装置の導入を機に品質管理を強化する。宅配事業では製品のリニューアルや設備投資を積極的に進めて巻き返しを図りたいとしている。検出もれで発生する形状異常の苦情を3分の1に減らすことを目標にしている。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分