自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
浅井金型株式会社
| 事業者名 | 浅井金型株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 羽曳野市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1987年 |
樹脂分野で、デザインから金型、成形を一貫して手がけるメーカーである。昭和62年の創業時は金型のみだったが、業界特有のムダを省くために成形機の導入に踏み切り、現在は型締力の異なる3台の成形機を保有して小ロット生産に対応している。1ロット1,000個ぐらいのプラスチック部品で、通常の金型より最大50%の費用と7日以上の納期短縮を実現できる強みがある。中小企業の多くはデザイナーやデザイン事務所との接点が少なく、依頼する資金も乏しいという状況があった。
抱えていた課題
やったこと
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。従来の機械より少ない加工回数で高精度な仕上げができ、精度は飛躍的に向上した。1つ目の形状を加工した後、電極のワイヤー線を切断して次の加工位置へ移動し、上下のワイヤー線を繋ぐ自動結線機能によって再び加工を進める仕組みである。夜止まらずに加工できるよう24時間稼働体制を整備した。平成24年度と平成25年度の設備拡充によって、金型加工に必要な切削とワイヤー加工の2つの軸が高精度かつ高効率になった。
| 加工機 | 三菱電機製 高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」 |
|---|
新しい製品・サービス:消費者向けノコギリ「Utiles~Handy Saw~」の金型と成形、緩すぎず固すぎずの嵌合形状で髪を巻く「ブラックカーラー」の精密金型
ワイヤー放電加工機の刷新により、夜間も止まらず加工できる体制が整い、加工スケジュールが完遂しやすくなった。精度と効率が向上し、より多くの受注に対応できるようになったため、新規顧客の開拓も進められるようになった。正確なスケジューリングによって労働環境もさらに良くなる見通しである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業時の金型事業から成形機導入、ワイヤー放電加工機の再投資と、過去の補助金活用の流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
中国金型メーカーとの提携や最大50%の費用・7日以上の納期短縮など強みは示されるが、市場動向との関係は具体的に書かれていない。
少数精鋭で短納期対応が課題とされ、自動結線機能で夜間稼働や失敗ゼロにより受注増と新規顧客開拓につながった点が具体的に書かれている。
24時間稼働体制や受注対応の改善は書かれるが、付加価値や賃上げの目標値は示されていない。
従業員6名の少数精鋭で、スケジュール管理を正確に行う体制が示されるが、人材や事務処理能力の詳細は薄い。
デザインから金型、成形までの一貫生産と1ロット1,000個でのコストメリットなど、顧客と価値の関係が具体的に示されている。
CAD/CAM刷新やデザイン事業活性化の今後の計画は示されるが、スケジュールや課題解決の方法は詳しくない。
公開されている事例からは読み取れません。
樹脂金型の一貫生産やチェンジシステム金型に定評があると書かれるが、普及度や高価格化の水準は明示されていない。
デザイン人材の活用や若年層の雇用に触れるが、地域経済波及や国が補助する理由は明示されていない。
補助金投入額に対する付加価値増加の数値は書かれておらず、受注増や新規顧客開拓の記述にとどまる。
産学連携によるデザインサポートや大学生の開発参加など、新しい取り組みは示されるがイノベーションの波及は具体的でない。
デザイン事業の活性化や一貫生産は書かれるが、日本経済の構造転換への言及はわずかにうかがえる程度。
大阪府羽曳野市の地域企業として、ものづくりの若年層確保に取り組む点は読み取れるが、地域経済への効果は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
デザイン事業の活性化を目指し、産学連携によるデザインサポートを進めている。若年層の活用も課題として、ワークライフバランスを考慮した働き方を進め、目指すは1日8時間労働と完全週休2日とする。今後はCAD/CAMも刷新し、ハードとソフトの両方を新しくすることでさらなる活性化を図る。
「魅力あるものづくりにはデザインが欠かせない」
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg