吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
有限会社大山
| 事業者名 | 有限会社大山 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 神戸市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 測定計測,立体造形 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 800万円 |
| 設立 | 1966年 |
神戸市長田区の地場産業である製靴業は、阪神・淡路大震災による製造設備への打撃と、廉価な東南アジア製品の台頭により、生産高がピーク時の半分程度に減少した。当社はその製靴を支える靴型製作を50年以上手がけてきた。生産高の漸減を受けて新事業を模索していたところ、2020年のオリンピックを控えたスポーツ習慣の広がりや健康志向の高まりを背景に、インソールに商機を見いだした。
抱えていた課題
やったこと
足型3D計測装置、足裏圧力計測装置、各種解析システム、インソール切削装置を導入した。機器は靴型製造工場に隣接する工房に設置し、一般客も利用できるようにした。実際の足形状と足裏圧力を3D計測し、そのデータを画像とともにCAD/CAMシステムへ取り込んでインソールを設計し、切削装置で削り出した後に職人が調整して仕上げる。精密なデータにより発注者本人がいなくても設計でき、新しい靴にもすぐ本人の足に合わせたインソールを設計できるようになった。また、着物用草履につけるインソールや、い草を用いた夏向けインソールを考案し、健康サンダルも発売した。
| 検査測定 | 足型3D計測装置 |
|---|---|
| 検査測定 | 足裏圧力計測装置 |
| ソフト | 各種解析システム |
| 加工機 | インソール切削装置 |
新しい製品・サービス:オーダーメイドインソール、着物用草履につけるインソール、い草を用いた夏向けインソール、健康サンダル
現在、プロの野球選手やゴルフ選手にインソールをサンプルとして試用してもらっている。2019年の運動会シーズン前に、神戸市と茨木市で『こどもかけっこ教室』を開催し、定員いっぱいの計40人が参加した。実施後のアンケートでは「とても楽しかった」「楽しかった」の回答が合計83%に達し、好評を得た。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
50年以上の靴型製作を基盤に、インソール製造へ参入する経緯が書かれている。経営戦略上の位置づけは読めるが、戦略文書としての明示は薄い。
東南アジア製品の台頭や量産型インソールでフィットしにくい点を挙げ、精密測定と匠の設計で差別化する構図が具体的に読み取れる。
生産高がピーク時の半分程度に減った課題を示し、足型3D計測やオーダーメイド製作による新事業で対応する流れが読み取れる。
付加価値額の年平均成長率などの目標値は書かれていない。販売や参加者数の記述はあるが、高付加価値化の数値目標は読み取れない。
既存の靴型製作の技術者による計測・調整体制や、連携先の靴製造業者への言及はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述は薄い。
顧客は足のトラブルを持つ人や運動する人と示され、フィット性とデザイン性で選ばれる理由が整理されている。
オンライン直接販売体制の構築や足育イベントの展開計画は書かれているが、スケジュールや課題解決の方法の詳細は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
オーダーメイドインソールの製造を、足型3D計測と足裏圧力計測で高度化し、一般的なインソールと差別化する点が示されている。
神戸市長田区の地場産業である製靴業の衰退への対応や、子どもの足トラブル防止の社会的意義が書かれている。
補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数字は書かれていない。
3D計測やCAD/CAM、足裏圧力計測などのデジタル技術を活用し、靴製造業者と連携する地域のサプライチェーンに関わる取組が読み取れる。
健康志向やスポーツ習慣の広がりを成長分野として捉える記述はあるが、日本経済の構造転換への言及は薄い。
神戸市長田区の地場産業を基盤に、神戸市と茨木市で教室を開き地域に根ざした事業を展開している点が具体的に読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
足育イベントを教育委員会を巻き込んで各所で開催する計画である。保護者も学べる「こども足育」イベントを随時開催していく。インソールから始まる次世代商品の開発も続け、「足育」から始まる健全な身体づくりを推進していく。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円