NC付プレスブレーキ機導入により、部品加工の高度化・効率化を図る
NC付プレスブレーキ機を導入し、熟練が必要な旧型機種からの置き換えを行った。
株式会社 M.T.C
成果ソフト入力時間短縮(1/6)
| 事業者名 | 株式会社 M.T.C |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 大和高田市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,情報処理,精密加工 |
| 従業員数 | 26人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 2004年 |
当社は金属プレス加工、スポット溶接、組立などを行い、ユニットバス、トイレ、自動車部品、スチール家具、スチール棚などの部品を製造している。年々価格競争やコスト削減が激しくなる中、金属製造業界で生き残るため、既存製品と開発段階から提案型のコスト削減に取り組むこととした。過去50年間に蓄積した金属プレス加工ノウハウがある。
抱えていた課題
やったこと
機械制御ソフトウエア(ARFS多段金型選択ジェネレータソフトウエア)、比較的大型の順送金型(複数工程を1工程化できるもの)、ダイベースが既存の倍で大型順送金型を取り付けられる1800mmのアマダTPW110 FXプレス機を新規に導入した。既存のNCランダム送り装置と組み合わせて生産性を向上させた。ソフトウエアの技術講習を実施してデータ作成技術を習得した。製造、営業、金型製作依頼先の連携により、多品番を1型内で加工する工夫を行った。
| ソフト | ARFS多段金型選択ジェネレータソフトウエア |
|---|---|
| 金型 | 順送金型 |
| 加工機 | アマダTPW110 FXプレス機(1,800mm) |
新しい製品・サービス:鋼製家具用棚部品L/R、住設用建材部品
新規導入した機械制御ソフトウエア、順送金型、プレス機と既存のNCランダム送り装置を組み合わせ、生産性が大幅に向上した。鋼製家具用棚部品L/Rと住設用建材部品はいずれも1日の生産量が約2.5倍になった。ソフトの入力時間は6分の1に短縮され、加工時間は半減し、作業員1名を削減できた。外注から内製化へ移行し、多品種への応用も可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の金属プレス加工ノウハウ50年の蓄積と既存機器の活用に触れ、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置づけは具体的に書かれていない。
価格競争の激化を経営環境として挙げ、既存ノウハウとの組み合わせで提案型商品を目指すとあるが、強み・弱みの分析は示されていない。
課題として価格競争とコスト削減を挙げ、工程短縮で生産性が約2.5倍になったと数字で示しており、課題解決の道筋が明確である。
鋼製家具用棚部品と住設用建材部品の1日の生産量が約2.5倍と数字で示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社内製造・生産管理・品質管理・営業部門と金型発注先で打合せを重ねたとあり、技術講習も実施しているが、人員体制の具体は薄い。
提案型のコスト削減という方向性と、顧客ニーズに応える競争力のある商品を目指すとの記述はあるが、ターゲットや選ばれる理由は整理されていない。
ソフト習得、多品番対応の課題と施策が示され、市場調査・追加開発・生産・販売・設備投資の年次スケジュールが1年目から5年目まで明記されている。
公開されている事例からは読み取れません。
順送金型と大型プレス機を組み合わせ、同分野で工程を1工程化する高水準の生産方式を採っているが、普及度との比較は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
新規設備導入で生産量が約2.5倍と示されており効果は読み取れるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果は書かれていない。
プログラミング簡易化や多品種応用などのソフト活用はうかがえるが、デジタル技術によるサプライチェーン全体のイノベーションへの言及は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
1年目から3年目にかけて市場調査と追加開発を行い、1年目から5年目にかけて生産と販売を進める。3年目に設備投資を実施する予定。
決して1部門だけの工夫では成し得ない情報共有の結晶であると自負している。
公式の事例集より(原文のまま)
NC付プレスブレーキ機を導入し、熟練が必要な旧型機種からの置き換えを行った。
平成25年度補正中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新補助金により、コスト競争力に優れた新インサート成形ラインの開発と構築に…
効果:材料の所要量 100%→50%
CADシステムを導入し、印刷事業者から預かった図面データを事前に共有して修正や作成を行えるようにした。
効果:担当者は3日間でCADの操作をつかみ、自在に操ることができた。