業界の常識を覆す、型紙によるオンデマンドの輪転式エンボス加工
新たな機巧による専用小型加圧機を特注で導入し、「型紙エンボスロール」による加工方法に取り組んだ。
効果:型紙エンボスロールの作製費用 500万円→1万円
株式会社 ノムラ
成果加工時間を33.7%削減
| 事業者名 | 株式会社 ノムラ |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 橿原市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1967年 |
当社は昭和42年の創業以来、ゲージの製造や商品の試作を中心に金属部品加工を行ってきた。自動車業界では日々試作が行われ、部品製造では早さと正確さが求められ、職人の経験と感覚も重要になっている。一方で平成20年のリーマンショック以降、多くの中小企業が人員削減を余儀なくされ、技術の伝承がうまく行われず技術力が低下した企業も少なくない。そうした中、自動車部品向けオーダーメイドチャックの大手メーカーから、精密な加工技術と品質を実現できる協力会社として製造検討の依頼を受けた。
抱えていた課題
やったこと
最新の金属加工機であるNC旋盤(2軸NC旋盤)を導入した。これにより特殊チャックの受注体制を確立し、高度な加工技術が必要な特殊ゲージ加工の受注単価を下げる目処もついた。加工時間は33.7%削減され、単価は20%低減された。
| 加工機 | 2軸NC旋盤 |
|---|
最新のNC旋盤導入により加工時間を33.7%削減し、単価を20%低減できた。これにより特殊チャックの受注体制が確立され、特殊ゲージ加工の受注単価を下げる目処もついた。新規取引先からの引合いも生まれている。今後は年間売上を1年目1,080万円、3年目1,300万円、5年目1,580万円とする目標を立てている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来のゲージ製造・試作の実績と、熟練者から若手への技術指導が書かれ、既存事業との一貫性はうかがえるが戦略上の位置付けは明示されていない。
自動車業界の早さ・正確さへの要求や大手メーカーからの引合いに触れる一方、競争優位の根拠となる具体的な市場データは書かれていない。
目標単価の実現困難という課題を認識し、NC旋盤導入で加工時間33.7%削減・単価20%低減を実現したと具体的に書かれている。
年間売上を1年目1,080万円、3年目1,300万円、5年目1,580万円と目標値で示しているが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
従業員12名と熟練者による若手への技術指導体制は書かれているが、補助事業の事務遂行体制は具体的に書かれていない。
自動車メーカー向け特殊チャックの引合いと、早さ・正確さが求められる試作需要という顧客ニーズが具体的に書かれている。
試作と市場調査を重ねながら既存取引先以外からの受注を目指すとあるが、遂行方法や課題解決の詳細な手順は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
特殊チャックや特殊ゲージ加工の分野の普及度に関する記載はわずかで、高水準の高付加価値化を示す具体的な記述は乏しい。
技術伝承の困難やリーマンショック後の人員削減に触れるが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
加工時間33.7%削減と単価20%低減という効果は数字で示されているが、補助金投入額に対する費用対効果は書かれていない。
NC旋盤によるデータ操作への転換は述べられているが、先端デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県橿原市の本社所在地は書かれているが、地域の特性を活かした付加価値創出や地域経済への牽引は具体的に記載されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
試作と市場調査を重ねながら受注し、最終的には既存取引先以外からの受注を目指す。年間売上の目標は1年目1,080万円、3年目1,300万円、5年目1,580万円。
当社では、熟練従業員が20代の従業員に日々技術指導をし、経験と若さを融合することにより技術力を常に高め、お客様へ良い製品を提供し続けてまいります。
公式の事例集より(原文のまま)
新たな機巧による専用小型加圧機を特注で導入し、「型紙エンボスロール」による加工方法に取り組んだ。
効果:型紙エンボスロールの作製費用 500万円→1万円
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
課題解決のため、デジタル入力方式で自動運転が可能な8尺パネルソーと、スイッチ操作で鋸の傾斜角度を指定できるスライドソーの2機種を導入した。