回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大谷産業株式会社
| 事業者名 | 大谷産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 和歌山市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 45人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
和歌山市に本社工場を置く収納家具メーカーで、東京銀座・青山や大阪御堂筋に直営店を構え、一般個人向けのB to C販売と三井不動産・野村不動産などの大手デベロッパー経由の販売を行っている。主力の「生活収納家具」シリーズは1988年に発売され、現在は6シリーズ・37種類のデザインに成長し、顧客の注文に応じた受注生産で展開している。業界では大手チェーン家具メーカーの台頭が目立つ一方、同社はシステム収納の多様な組み合わせによりリピート率が高い。市場ではシンプルでモダンなデザインから優美なデザインへトレンドが移りつつあり、新築マンションや新築戸建住宅の新規需要は大きく期待できない状況である。
抱えていた課題
やったこと
新デザインのEラインに使う装飾モールの加工工程で、木材の切断に使う留切機を購入し設置した。この機械は切断をデジタル数値で自動制御するもので、安全面に配慮されている。留切機の導入に合わせて、加工工程自体の見直しも進めた。
新しい製品・サービス:エレガントをテーマとした新デザインのEライン(現状は白色のみ)
留切機の導入により、これまで目視で維持していた加工精度が機械化によって格段に向上し、製造する人を選ばず誰でも同じ結果を容易に出せるようになった。加工手順がシンプルになり、手指を刃物に近づける危険な作業から安全な作業へ大きく改善された。機械の設置スペースが大幅に小さくなり作業スペースも確保できるようになり、不良品も減少した。販売面でも顧客から良好な反応を得られている。
今後はマンションや戸建てのリフォーム需要の取り込みに注力し、大都市だけでなくその周辺地域の新たな需要も開拓する。Eラインのバリエーション拡充も検討している。木目を強調した商材の展開も予定しているが、販売価格帯の抑制が課題となる。海外展開よりも日本人の暮らしへの定着と品質を優先する方針である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
非接触三次元測定機として、丸紅情報システムズ株式会社扱いのGOM社製光学式非接触三次元測定機ATOS CS-5Mとデータ加工・検査ソフトG…
効果:表面偏差 1mm→0.01mm