京都・宇治・和束産の「万能碾茶」による、やすらぎと健康の提供
専門機械メーカーと共に実験、検証、評価を重ね、「パイプフィーダ式自動計量装置および自動ティーバッグ充填包装機」を導入した。
効果:碾茶の販売数量 40箱→109箱
株式会社Citrus
| 事業者名 | 株式会社Citrus |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 有田川町 |
| 業種 | 農業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 2人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2012年 |
2012年4月に、農業大学校の元校長が、卒業生の就職先づくりと耕作放棄地の活性化を目的に設立した。主力は耕作放棄地を借り受けて温州みかんを栽培・出荷する事業で、関係会社経由やスーパーへの直接販売も行っている。有田地方は有名なみかん産地だが、高齢化や後継者不足でみかん園の休耕地が増えていた。
抱えていた課題
やったこと
食品乾燥装置を導入し、ドライフルーツやドライベジタブルの製品化に取り組んだ。温州みかんなどの柑橘類、ダイコン、トマトなどの乾燥加工が可能になった。ダイコン、ニンジン、豆類、玉ねぎ、柑橘類、柿などで試作を重ね、庫内温度、送風条件、乾燥条件を原材料ごとの最適条件に合わせて見つけ出した。第一段階として柿チップを受注し、市場に送り出した。
新しい製品・サービス:ドライフルーツ・ドライベジタブル(柿チップ、ミカンドライ、ダイコン・トマトドライ)
食品乾燥装置の導入により、柑橘類や野菜を乾燥加工できる体制が整った。柿チップが市場に出て、ミカンドライやダイコン・トマトドライの受注も得られた。6次産業化への第一歩となり、製品の幅が広がった。今後の受注拡大が期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
農業大学校勤務時の課題認識から設立し、みかん園再生と乾燥加工へ展開した一貫性は読めるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
有田地方は加工業者が少なく、他との差別化が難しいとの地域環境認識は書かれている。ただ自社の強み・弱みの整理は薄い。
オフシーズンに原材料が手に入らず年間製造できない課題と、柿チップ受注・ミカンドライ等の受注実績が具体的に書かれている。
付加価値額の増加率や賃上げの目標値は記載がなく、受注拡大が期待されるという程度の記述にとどまる。
従業員2人で、栽培と製品開発の両立に時間が割けない、人材確保が大事との記述があり、体制の課題は読める。
柿チップ、ミカンドライ、ダイコン・トマトドライの受注実績があり、ドライ製品のニーズ裏付けは具体的に読み取れる。
加工原材料の確保、販路開拓、新規雇用という課題と方針は示されているが、スケジュールや遂行方法は具体的でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
農産物加工品はどこにでもあり差別化が難しいと書かれており、高付加価値化の水準は読み取りにくい。
耕作放棄地の活性化、新規雇用創出、地元での6次産業化の必要性が事例に具体的に書かれている。
補助金投入額に対する付加価値増加や生産性の数値は示されておらず、費用対効果は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
6次産業化の推進に触れているが、日本経済の構造転換への寄与までは書かれていない。
有田地方の耕作放棄地やみかん園の再生、地域の活性化、雇用創出を目的とする地域密着の事業であることが具体的に書かれている。
加工原材料の確保と販路開拓を進め、中長期的には事業拡大を目指す。耕作放棄地やみかん園の再生事業も徐々に拡大させ、新規雇用も視野に入れている。
専門機械メーカーと共に実験、検証、評価を重ね、「パイプフィーダ式自動計量装置および自動ティーバッグ充填包装機」を導入した。
効果:碾茶の販売数量 40箱→109箱
減圧平衡発熱乾燥機を導入し、規格外品を一次加工して保存できるようにした。
急峻な森林でも稼働できる小型で大径木の造材作業ができる、ケスラー社製のストローク式ハーベスタを導入した。
効果:従来の生産量から20%以上増えた。