ものづくり補助金平成25年度製造業島根県

新たな製材方法導入と乾 燥方法改良により高品質内装材の商品開発

竹下木材有限会社

成果乾燥機を新たに加え、保有台数は3台になった

この事例のポイント

  • 高温乾燥では素早く乾くが木本来の色つやが失われるため、色つやの良い製品を作れないことが課題だった。
  • 木村乾燥装置SDMx 900SLを導入し、低温・長時間乾燥が行える木材乾燥機を増設した。
  • 乾燥機を新たに加え、保有台数は3台になった。乾燥方法の改良により、木本来の色つやが良い高品質の商品が完成した。

事業者のプロフィール

事業者名竹下木材有限会社
所在地島根県 大田市
業種木材・木製品製造業
従業員数9人
資本金4,600万円
設立1965年

事業の背景

中国山地でマツとヒノキを中心に製材する会社として、関西から中部地方まで名が知られている。近年は松くい虫被害や戦後植林された針葉樹の伐期到来を背景に、マツに加えヒノキやスギを扱う量が増えている。社寺仏閣や重要文化財住宅への納入実績があり、7、8年前から加工に力を入れてきた造作材は受注数と販路が拡大している。一方で新築住宅の着工は全国的に低迷している。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度高温乾燥では素早く乾くが木本来の色つやが失われるため、色つやの良い製品を作れないことが課題だった。
  • 生産能力低温・長時間乾燥を行える乾燥機が不足しており、造作材の乾燥温度管理に課題があった。
  • 人手・技能造作材を扱う職人の数が減ってきていた。
  • 生産能力作業効率が悪く歩留まりも低い大径木は敬遠されがちだった。

やったこと

木村乾燥装置SDMx 900SLを導入し、低温・長時間乾燥が行える木材乾燥機を増設した。既存の乾燥機と連結して新たな乾燥プログラムを構築し、乾燥機の保有台数は3台になった。乾燥方法を改良し、色つやの良い高品質の製品の開発に取り組んだ。さらに30センチを超えるスギの大径木について、木割れにつながりやすい芯の部分を外して製材する方法を取り入れ、節の少ないきれいな材料を仕上げ材として使えるようにした。

新しい製品・サービス:色つやの良い高品質な造作材(無垢フローリングなど向け)と、スギ大径木を使った仕上げ材

事業の効果

  • 乾燥機を新たに加え、保有台数は3台になった

乾燥方法の改良により、木本来の色つやが良い高品質の商品が完成した。リードタイムの短縮とコスト削減につながった。乾燥機の増設により多品種小ロットの需要に短納期で応えられるようになり、仕上げ材だけでなく構造材も加工しやすい体制が整った。その結果、販路や売り上げが大幅に伸びた。

今後の展望

新築住宅の着工が低迷する中、リノベーションに注目している。技術力をさらに磨き、提案できるアイテムを増やして需要の掘り起こしを強化したいとしている。

事業者の声

木の大きさや種類によって乾燥スケジュールが違う。今回乾燥機を新たに加え、保有台数は3台になり、多品種小ロットの需要に短納期で応えられるようになった

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。