回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
竹下木材有限会社
成果乾燥機を新たに加え、保有台数は3台になった
| 事業者名 | 竹下木材有限会社 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 大田市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 4,600万円 |
| 設立 | 1965年 |
中国山地でマツとヒノキを中心に製材する会社として、関西から中部地方まで名が知られている。近年は松くい虫被害や戦後植林された針葉樹の伐期到来を背景に、マツに加えヒノキやスギを扱う量が増えている。社寺仏閣や重要文化財住宅への納入実績があり、7、8年前から加工に力を入れてきた造作材は受注数と販路が拡大している。一方で新築住宅の着工は全国的に低迷している。
抱えていた課題
やったこと
木村乾燥装置SDMx 900SLを導入し、低温・長時間乾燥が行える木材乾燥機を増設した。既存の乾燥機と連結して新たな乾燥プログラムを構築し、乾燥機の保有台数は3台になった。乾燥方法を改良し、色つやの良い高品質の製品の開発に取り組んだ。さらに30センチを超えるスギの大径木について、木割れにつながりやすい芯の部分を外して製材する方法を取り入れ、節の少ないきれいな材料を仕上げ材として使えるようにした。
新しい製品・サービス:色つやの良い高品質な造作材(無垢フローリングなど向け)と、スギ大径木を使った仕上げ材
乾燥方法の改良により、木本来の色つやが良い高品質の商品が完成した。リードタイムの短縮とコスト削減につながった。乾燥機の増設により多品種小ロットの需要に短納期で応えられるようになり、仕上げ材だけでなく構造材も加工しやすい体制が整った。その結果、販路や売り上げが大幅に伸びた。
新築住宅の着工が低迷する中、リノベーションに注目している。技術力をさらに磨き、提案できるアイテムを増やして需要の掘り起こしを強化したいとしている。
木の大きさや種類によって乾燥スケジュールが違う。今回乾燥機を新たに加え、保有台数は3台になり、多品種小ロットの需要に短納期で応えられるようになった
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日