ものづくり補助金平成25年度卸売業、小売業島根県

包装ライン設備導入に伴う生産能力向上と低コスト化による市場シェア・販路拡大

株式会社スナハラ

成果包装能力 1倍→6.8倍

この事例のポイント

  • 全国展開を機に受注ロットが桁違いに増え、手作業では生産が需要に追いつかなかった。
  • 第2工場を新設し、補助事業で自動計量包装機、自動捺印機、ウェイトチェッカー、業務用洗浄機を導入した。
  • 包装能力 1倍→6.8倍。自動計量包装機と自動捺印機の導入により、包装と印字の能力が手作業の6倍以上に向上した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社スナハラ
所在地島根県 松江市
業種飲食料品卸売業
従業員数12人
設立2012年

事業の背景

酒販店向けにピーナッツなどの珍味を卸し、店頭で小売もしていた。酒販店の閉鎖が相次ぎ、新たな事業を模索する中で、2012年に燻製ナッツの製造・販売を始めた。健康食品として酒のつまみや女性の間で人気を集め、全国の酒類・食品卸売会社によるプライベートブランドでの全国展開が決まった。現在の年商は1億3000万円である。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力全国展開を機に受注ロットが桁違いに増え、手作業では生産が需要に追いつかなかった。
  • 生産能力供給が間に合わず、現在の5倍の処理能力を持つ新工場の建設が必要になった。
  • 人手・技能洗浄や包装、印字などの作業を手作業で行っており、洗浄には1日かかっていた。

やったこと

第2工場を新設し、補助事業で自動計量包装機、自動捺印機、ウェイトチェッカー、業務用洗浄機を導入した。自動計量包装機は決められた重さを量って包装する機械で、手作業の6.8倍の能力になった。自動捺印機は賞味期限などを袋に印字する機械で、1時間に4000枚の印字が可能になり、手作業の6.6倍になった。ウェイトチェッカーは商品をベルトコンベヤーで運びながら重さを検査する機械である。業務用洗浄機は器具を洗う機械で、手作業では1日かかっていた作業が1時間でできるようになった。

事業の効果

  • 包装能力 1倍→6.8倍
  • 印字能力 1倍→6.6倍

自動計量包装機と自動捺印機の導入により、包装と印字の能力が手作業の6倍以上に向上した。洗浄作業は1日かかっていたものが1時間でできるようになった。1袋当たりの人件費が削減され、コストダウンが図れた。作業量の増加に伴い雇用を増やし、現在は8人体制で需要に応えている。

今後の展望

供給不足の解消のため、処理能力が現在の5倍でHACCPに対応した新工場を建設した。完成から数年で年商3億円、完成後5年ほどで年商5億円を目指す。今後は新たな燻製商品の開発や、ナッツの自家焙煎による付加価値向上も視野に入れている。

  • 目標:年商 13,000万円→30,000万円

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。