スポーツ自転車SUSプレテンションフレーム開発
三次元複雑形状の切削加工を行う5軸マシニング加工機を導入し、新機軸の高剛性ステンレス管を用いた自転車フレームの試作加工を実施した。
株式会社シグナル
| 事業者名 | 株式会社シグナル |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 大田市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,精密加工,立体造形 |
| 設立 | 1935年 |
同社は屋外の看板や標識などの製造・設置を主体に営業しており、山陰で唯一の鉄骨・支柱など構造体まで対応できる看板標識等の製造業である。県内の大型小売店の看板などを手がけている。近年の看板製作では、デザイン性だけでなく立体造形など複雑な形状の相談が増えており、同社の技術力の高さから県内外の多くの商店や小売店から相談が寄せられていた。
抱えていた課題
やったこと
立体造形看板の受注に対応するため、それまで手作業で行っていた加工を自動で行える加工機(NCルーター)を導入した。蓄積してきたデザインデータをそのまま使用できる加工機を選定した。導入した機械で新規にデザインしたサンプルを試作し、立体データのほか掘り加工、立体文字や造形物の加工を行った。同社にとって全く新規の機械装置だったため、機械の操作方法から習得し、デザインと機械のオペレーションを行えるスタッフの育成に取り組んだ。外注していた過去の自社デザインを導入機械で再現したところ、特に不具合はなく精度も確保できた。
新しい製品・サービス:新規にデザインしたサンプルとして、立体データ、掘り加工、立体文字、造形物を試作した。
デザインのデジタルデータをそのままNCルーターに入力できるようになり、従来の紙書きなどアナログデータへの変換と手作業による製作が不要になったため、大幅なコスト削減が期待できる。外注していた製品を内製化したことで納期が短縮された。納品まで安定した期日で回答できるようになり、屋内用の立体造形看板の受注が確保しやすくなった。新商品の開発や営業提案用の試作品も自社で製作でき、営業面でも活用できるようになった。
屋内用看板の受注が可能になったことで、元来得意としていた屋外看板との一括受注が可能となり、発注側もお店のコンセプトを統一しやすい体制になった。
三次元複雑形状の切削加工を行う5軸マシニング加工機を導入し、新機軸の高剛性ステンレス管を用いた自転車フレームの試作加工を実施した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。