製造工程のデジタル化により名器の音色を普及価格で提供する楽器製造事業

株式会社アルシェ

この事例のポイント

  • コロナ禍で海外からの部品供給が途絶え、国内の製造基盤の重要性を再認識しました。
  • 補助事業では、製造工程のデジタル化を進めました。
  • 補助事業のテーマは、製造工程のデジタル化によって名器の音色を普及価格で提供することです。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社アルシェ
所在地神奈川県 文京区
業種その他の製造業
従業員数7人
資本金6,000万円
設立1983年

事業の背景

当社は弓とヴァイオリンを製造する弦楽器メーカーで、弦楽器および楽弓の専門メーカーです。本社は東京都文京区にあり、工場は神奈川県小田原市に構えています。

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弓を中心に、子供用分数弓や松脂の製造も手掛けています。最高級のペルナンブコ材を使い、18世紀末から20世紀初頭のフレンチボウの伝統を理想としています。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力コロナ禍で海外からの部品供給が途絶え、国内の製造基盤の重要性を再認識しました。

やったこと

補助事業では、製造工程のデジタル化を進めました。CNCルータによる加工作業を取り入れ、製造工程を見直しました。

これにより、名器の音色を普及価格で提供する楽器製造に取り組みました。

補助金で入れた設備

経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。

事業の効果

補助事業のテーマは、製造工程のデジタル化によって名器の音色を普及価格で提供することです。製造工程のデジタル化により、高品質な製品を手の届きやすい価格で届けることを目指しています。

本文から読み取れる具体的な効果の数値は確認できませんでした。

審査の観点ごとの評価

新事業進出・ものづくり補助金

観点の平均3.0 / 514観点のうち11観点で評価

この事例が強かった観点

  • 4
    強み・弱みを踏まえた優位性フレンチボウの伝統や最高級ペルナンブコ材、国際製作コンクールでの受賞歴を強みとして示し、競争優位を読み取れる。
  • 4
    新しさ・高付加価値製造工程のデジタル化で名器の音色を普及価格帯で提供し、高品質品の市場を拡大する点が示されている。

もう一歩だった観点

  • 2
    波及効果・雇用国内製造基盤の重要性に触れているが、経済波及や雇用創出など国が補助する理由は薄い。
経営戦略との整合性3.3
  • これまでの取組との一貫性3

    弓とヴァイオリンの製造を行い、ブランドを展開しているという既存事業の延長に位置付けられている。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性4

    フレンチボウの伝統や最高級ペルナンブコ材、国際製作コンクールでの受賞歴を強みとして示し、競争優位を読み取れる。

  • 課題の認識と解決3

    コロナ禍での海外部品供給途絶を課題として認識し、国内製造基盤の強化に取り組む点が読み取れる。

事業の実現可能性3.0
  • 付加価値・賃上げの目標ー

    公開情報では判断できません。

  • 事業を進める体制3

    従業員7名の体制で、職人技とCNCルータ加工を組み合わせた製造を行っている点が示されている。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    名器の音色を普及価格で提供するというターゲットと価値が事業テーマに示されている。

  • 事業化までの道筋ー

    公開情報では判断できません。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性4.0
  • 新しさ・高付加価値4

    製造工程のデジタル化で名器の音色を普及価格帯で提供し、高品質品の市場を拡大する点が示されている。

公的補助の必要性2.5
  • 波及効果・雇用2

    国内製造基盤の重要性に触れているが、経済波及や雇用創出など国が補助する理由は薄い。

  • 費用対効果ー

    公開情報では判断できません。

  • イノベーションへの貢献3

    CNCルータによる加工とデジタル化で製造工程を変革する点が、ものづくりの技術革新として読み取れる。

政策面2.5
  • 成長分野への進出2

    国内製造基盤の再構築という方向性は示されるが、日本経済の構造転換への言及は薄い。

  • 地域経済への波及3

    東京都文京区と神奈川県小田原市の拠点を持ち、国内で製造を行う地域事業としての特性が示されている。

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出典・注記
  • 出典:公式の事例集(令和元年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文からAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 審査の観点:公募要領 p.44(審査項目)
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。