遠赤外線回転火入機による製茶生産工程集約、これに伴う原価低減と売上拡大
2015年1月に遠赤外線回転火入機を導入した。
効果:ほうじ茶火入れ作業の外注比率 90%→40%
株式会社岸田商会
| 事業者名 | 株式会社岸田商会 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 萩市 |
| 業種 | 飲食料品卸売業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 67人 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1977年 |
山口県の調味料メーカーで、地元産の柑橘や柚子を原料とした果汁や味付けポン酢を製造し、全国の日本食系飲食店に主に卸売業者を通じて販売している。全国の主要都市に支店や出張所を持ち、営業員が飲食店のニーズを直接把握できることが強みである。日本食系飲食店から、ゼリーのような粘度の高い商品や大根おろしなどの固形具材を含む商品への需要が高まっていたが、既存の充填設備では対応できなかった。
抱えていた課題
やったこと
高粘度商品や具材入り商品に対応できる高機能な充填設備を導入した。充填工程の機械化と自動化を進め、高温保持の時間を短くするため生産速度を上げることを目指した。設備の選定では、自動での高速充填が可能であること、多品種少量化に対応するため品種の切り替えが容易であることに留意した。導入後は試験充填を繰り返し、生産性と品質の向上を実現した。
新しい製品・サービス:高粘度商品および具材入り商品
自動化により生産速度が大幅に向上し、生産能力の限界が解消されたことで、大手チェーン店などの大口顧客からの受注にも対応できるようになった。充填する作業者数が減り、生産コストの低下につながったほか、作業者を新商品開発などの付加価値の高い業務に充てられるようになった。充填時間の短縮と工程の安定により、固形具材や油分の不均一が減って外観のばらつきが少なくなり、異物混入の危険性も大幅に低下した。その結果、衛生基準の厳しい海外向け商品の輸出にも目処が立ち、海外顧客からの受注に対応できる体制が整った。
和食のユネスコ無形文化遺産登録や海外での和食ブームを受け、海外からの引き合いが増加傾向にある。日本食の展示会への参加経験や現地企業とのパイプを活かし、輸出拡大に向けた商談を進める予定である。また、自社で果実類の生産を始め、原料から商品までの一貫生産体制の構築も目指している。
2015年1月に遠赤外線回転火入機を導入した。
効果:ほうじ茶火入れ作業の外注比率 90%→40%
フィルムと紗(メッシュ)を接着剤で接着する製造過程で、既存設備に①ピンチエキスパンダーを増設し、フィルムの両端を自動で引っ張らせて人手を介…
効果:設備の導入前は1,100m~2,800mごとに1度はロスが発生していたが、現在はほとんどない
コンピュータで制御されたバイブレーションコンベア制御装置を導入した。