自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
山本産業株式会社
成果従来の人手に頼っていた時に比べて、間接員の作業時間を月間約260時間削減できた
| 事業者名 | 山本産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 下松市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,製造環境 |
| 従業員数 | 59人 |
| 資本金 | 3,247万円 |
| 設立 | 1952年 |
当社は昭和27年に創業し、昭和32年から日立製作所笠戸工場向けに鉄道車両用部品の製造を始めた。現在の主力製品は鉄道車両用部品の台枠ブロック品で、売上の約8割が客先納めである。客先は多量の輸出車両の受注を抱え、電子商取引の抜本的な見直しを行うこととなった。
抱えていた課題
やったこと
電子商取引システムとリンクした、拡張性と将来性のある社内生産管理システムを構築した。客先の電子商取引データを自動で社内システムに取り込み、納品管理や見積に活用できるよう全面的に社内システムを改良した。ソフトウェア開発会社とプログラムやデータのやり取りを繰り返しテストしながら開発を進め、各システムの入出力データなどで成果を確認した。
| ソフト | 生産管理システム |
|---|
受発注、製造、納品、経理処理の一連のデータの流れが全てデジタル化され、データ処理の効率性、整合性、信頼性が向上した。日々の大量データをプログラムが自動で仕分け・管理するため、間接員の作業時間が月間約260時間減った。データベースエンジンのバージョンアップもあり、データの送受信処理スピードは格段に向上した。さらに、納期や仕様変更に短時間で柔軟に対応できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の鉄道車両部品製造の実績と、肉厚アルミ加工技術の伝承を基盤に生産管理システムを構築した経緯が具体的に書かれている。
客先の電子商取引見直しという外部環境に対応する意図は読めるが、市場動向や競合に対する自社の優位性の記述は薄い。
課題は発注件数が月平均200件からピーク時3,000件近くに増える点として明示され、データ仕分けによる解決方針も示されている。
生産量はピーク時230、間接員作業は月間約260時間削減と数値で示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
ソフトウェア開発会社と繰り返しテストを行ったことは書かれているが、人材や事務処理体制の具体的な記述は少ない。
顧客は多量の輸出車両を受注しJIT納品が求められるというニーズは読めるが、製品価値や選ばれる理由の整理は薄い。
今後の展望として3D-CADデータ活用やブロードバンド対応が挙げられるが、スケジュールや課題解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
JIT対応の生産管理を鉄道車両部品に適用する点は新しさがうかがえるが、分野の普及度や高付加価値化の水準は示されていない。
鉄道車両用部品の製造と地元雇用への言及は少しあるが、国が補助する波及効果や社会インフラとしての必要性は書かれていない。
間接員の作業時間を月間約260時間削減し、データ処理の効率性と信頼性が向上したと数字で成果が示されている。
電子商取引とITを連携させ、3D-CADデータ活用に展開する方向性は読めるが、サプライチェーン全体への貢献は具体的ではない。
公開されている事例からは読み取れません。
山口県下松市の立地と地域の製造業との取引実績がうかがえるが、地域経済の成長を牽引する記述は限定的。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外の車両業界では受発注を3D-CADデータで行うことが一般的であるため、ブロードバンド対応の電子商取引システムにより3D-CADデータを活用し、分かりにくい車両の図面を即座に理解できるようにして、ものづくり現場力の向上を図っていく。今後はさらに最新のIT技術を駆使して生産性の向上を図る。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。