サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社吉田総合テクノ
| 事業者名 | 株式会社吉田総合テクノ |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 下関市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1952年 |
吉田総合テクノは昭和21年創業の製造設備メーカーで、大手工場向けの機械設備や電気制御装置の製造、据付・配管工事を手がけている。近年は新規事業にも取り組み、業務用手づくり豆腐製造機「ちいさなおとうふ屋さん」が大手居酒屋チェーンやホテルチェーンに採用されている。鯨油は当初は廃棄物扱いの厄介者で、顧客の水産加工会社からの相談をきっかけに研究を始めた。
抱えていた課題
やったこと
水産加工会社から回収した鯨油を、粗分離、粗濾過、吸着処理、仕上げ濾過、真空乾燥の5段階で精製する工程を確立した。粗分離では遠心分離機を使って油分を回収し、大半の夾雑物を除去した。最も難しい水分の完全除去では真空乾燥を用いた。精製した鯨油由来のフィードオイルは鹿児島大学水産学部で養魚飼料に加工され、ヒラメとカンパチの養殖で評価を始めた。
新しい製品・サービス:鯨油由来のフィードオイル(水産養殖用飼料油脂)
鯨油由来のフィードオイルは、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を含み、飼料として適している。抗酸化剤のエトキシキンを含まない点も利点である。有効成分の含有量や過酸化物価が安定した良質な原料の量産技術の完成に近づいた。鹿児島大学での養殖試験ではヒラメとカンパチの食餌性が良く、初期評価は上々の滑り出しとなった。今後は生産性と品質の向上を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
オゾン排水処理やミンキーソープなど過去の新事業の延長で鯨油に取り組んだ経緯は読み取れるが、経営戦略上の明確な位置付けは書かれていない。
養魚飼料の魚油不足・価格高騰という外部環境は書かれているが、自社の経営資源の強み・弱みとの関係は具体的に述べられていない。
魚粉・魚油の不足という課題は示されているが、事業計画としての高付加価値化や成長の数値目標は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
35人の従業員数と鹿児島大学等との連携は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は読み取れない。
DHA・EPAを含み抗酸化剤エトキシキンを含まない点、ヒラメ・カンパチで食餌性が良いという評価が具体的に書かれている。
精製5段階の工程と水分除去の難しさは書かれているが、中長期のスケジュールや解決方法の具体的な計画は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
鯨油フィードオイルは一般に普及していない分野だが、高水準の高付加価値化を数値で示す記述は乏しい。
魚粉・魚油不足の解決や地域創生の模範という記述はあるが、波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
大学・水産庁・自治体との連携や全国の鯨関係事業者のネットワーク作りはうかがえるが、デジタル技術の活用は書かれていない。
養殖漁業の拡大と魚油代替という成長分野への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は読み取れない。
下関の“日本一のくじらのまち”を活かし、鯨油の新しい価値を発見したと地域特性との結びつきが具体的に書かれている。
フィードオイルの生産性を高め、品質の向上を進めていく。山口県・下関市、鹿児島大学、水産庁、日本鯨類研究所との連携を進め、全国の鯨関係事業者とのネットワーク作りも始まっている。
顧客会社の課題を解決したいという願いからはじまった事業が、クジラに乗って日本中に拡がっている。
公式の事例集より(原文のまま)
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分