サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
福寿産業株式会社
成果色変えによる時間のロス(ラインの前後に間を空けるために発生する時間)30分
| 事業者名 | 福寿産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 三豊市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 設立 | 1970年 |
創業時より粉体塗装ラインを主力設備として事業を営んできた。有機溶剤を使わない粉体塗装は環境配慮型としてニーズが伸びており、問い合わせも増えている。一方で既存設備は比較的小さなサイズの製品向けで、中型以上や重量物の問い合わせに応えられない状況だった。市場のニーズに確実に応えられる体制を整えたいという願いがあった。
抱えていた課題
やったこと
幅3500mm、奥行4500mm程度の製品まで対応できる焼付炉を導入した。重量物などをレールに着荷し、吊るした状態で移動できる搬送設備を導入した。大型製品に対応するため、間口3000mmの大型塗装ブースを導入し、15kWのファンを搭載して最大で約500m3/minの風量を吸引できるようにした。低温乾燥が可能な乾燥炉を導入し、従来日数のかかっていた乾燥工程を縮めることをめざした。
大型製品も前処理から乾燥、塗装、焼付までを搬送設備でラインにつなげて生産できるようになった。少量品や時間のかかる製品を新しい設備で行うことで生産性が向上し、エネルギーコストも削減された。色変えなどのロスは月10時間以上減る見通しである。大型受注の拡大と短納期化が期待でき、従業員の賃上げなど労働条件の改善にもつなげたい考えである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業時からの粉体塗装ラインを主力とし約30年の事業実績があり、今回の大型化も既存事業の延長として位置付けられている。
環境配慮型の粉体塗装へのニーズ増加と、中型以上に対応できず断っていた状況が書かれているが、競合比較や強みの定量的な記述は薄い。
中型以上の製品に対応できない課題を認識し、10時間/月以上のロス軽減や短納期化の見通しを示しており、成長につながる計画が読み取れる。
10時間/月以上のロス軽減、乾燥作業が半減される見込み、受注拡大の見通しなど数値目標があり、実現性の根拠も示されている。
従業員数や体制、事務処理能力に関する記述はあるが、補助事業を遂行する人材体制の具体的な説明は読み取れない。
近隣の建築関係部品・配電板製造事業者をターゲットとし、アートウォールの短納期量産という具体的な顧客ニーズと選ばれる理由が示されている。
設備導入後の展望は書かれているが、スケジュールや中長期の課題検証の具体的な記述は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
粉体塗装は環境配慮型として需要が伸びていると書かれ、大型製品対応で高付加価値化を図る方向性がうかがえるが、数値的な根拠は薄い。
アートウォールの供給や職人減少への対応、建築・電気関係への波及が書かれているが、国が補助する積極的理由としての記述は限定的。
ランニングコストと燃焼ロスの削減、10時間/月以上のロス軽減など効果の記述はあるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
デジタル技術の活用は記載がなく、低温乾燥や搬送設備による工程の連結がうかがえる程度でイノベーションの記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
香川県三豊市の地域企業であることは分かるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及は乏しい。
粉体塗装の大型受注は引き合いが多く需要が見込まれる。近隣の建築関係部品製造事業者や配電板等の電気関係部品製造事業者をターゲットに受注拡大が望める。乾燥炉を活用して「アートウォール」の短納期量産も見込める。
設備導入によって競争力を高められたので、ますますお客さまのニーズにお応えします。
公式の事例集より(原文のまま)
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本