ものづくり補助金平成25年度農業、林業香川県

地元酪農家による大型児童館での自社生乳を使ったジェラート販売

有限会社赤松牧場

この事例のポイント

  • 既存のジェラート店は店舗面積と駐車場の設備が不足しており、夏季のハイシーズンに客を逃している。
  • さぬきこどもの国の店舗運営に必要なジェラートショーケース、卓上型券売機、テーブル型冷蔵庫、大型冷凍庫を購入した。
  • 自社の搾乳当日の新鮮な生乳を使ったジェラートを来館者に提供でき、市販のジェラートより新鮮で安心して食べられると評価された。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社赤松牧場
所在地香川県 高松市
業種農業
従業員数9人
設立1972年

事業の背景

弊社は1972年に乳牛30頭の飼育を始め、2003年の法人化時には150頭となった。2010年に乳製品加工販売部門を立ち上げ、和牛舎近くにジェラートショップ「ロイヤルファームアカマツ」を開店して6次産業化に取り組んでいる。県内では酪農家の戸数が半減し、牛乳は学校給食の減少や清涼飲料水の多様化により和牛乳離れが進んで消費量が減少傾向にある。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 集客・繁閑既存のジェラート店は店舗面積と駐車場の設備が不足しており、夏季のハイシーズンに客を逃している。
  • 販路・情報発信生乳は農協出荷が中心で、近隣農家の生乳と合乳になるため、自社の高品質な生乳を独自に販売できなかった。
  • コスト・採算既存店は大人向けの高級感を打ち出しているため単価が高く、子育て世帯が気軽に利用しにくい。
  • 生産能力県内の酪農家は平成16年の207戸から約100戸まで減少しており、地域の生乳生産基盤が弱まっている。

やったこと

さぬきこどもの国の店舗運営に必要なジェラートショーケース、卓上型券売機、テーブル型冷蔵庫、大型冷凍庫を購入した。店舗は県内唯一の大型児童館内にあり、年間約60万人の利用者の多くが子どもとその家族である。自社で搾乳したその日のうちに加工した新鮮な生乳を使い、本店の製造責任者が自ら製造した。家族客が気軽に食べられる価格で、子どもに好まれるミルク系のジェラートを多く取りそろえ、地産地消と食育をコンセプトに販売した。

  • その他ジェラートショーケース卓上型券売機テーブル型冷蔵庫大型冷凍庫

新しい製品・サービス:自社生乳を使った高品質ジェラート(さぬきこどもの国内の店舗で販売)

事業の効果

自社の搾乳当日の新鮮な生乳を使ったジェラートを来館者に提供でき、市販のジェラートより新鮮で安心して食べられると評価された。地元食材を使ったことで、子どもたちが質の良い地元農産物を身近に感じるようになったと考えられる。来客の少ない平日の集客や地元農産物の消費拡大にもつながる見込みである。

今後の展望

新規店舗が軌道に乗れば収益拡大につながる見込みで、児童館の食育機能の向上、地元農産物と和牛乳の消費拡大、新規店舗での雇用確保、幼稚園や小学校との連携も見込んでいる。

事業者の声

「良い商品を自らの手で消費者に届けたい」

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。