ボロをバイオマス燃料に
牛舎から出た糞尿で汚れた敷料を「生ボロ」として回収し、燃焼排熱を利用して生ボロを乾燥させた。
成果3~4倍の量を生産することが可能になった
| 所在地 | 山梨県 笛吹市 |
|---|---|
| 業種 | 農業 |
| 従業員数 | 5人 |
| 設立 | 2005年 |
まるいわぶどう園は50年以上にわたり桃とぶどうの栽培を手掛け、八代町で果実の栽培と販売を続けてきた。フルーツ狩りの観光園も早い時期からスタートし、毎年県内外から多くのお客さんが訪れている。来園者は長年通い続けるリピーターが多く、新規顧客の開拓が課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
2019年2月に自家農園のフルーツを使うカフェレストラン「まるいわカフェ」をオープンした。山梨県中小企業団体中央会の6次産業化サポートセンターの専門家派遣事業を活用し、料理研究家に味や見栄えの評価と助言を受けながら、ジェラートやジュレ、ロールケーキなどのオリジナルメニューを改良して完成させた。アイスクリームフリーザー、テーブル型ブラストチラー、スチームコンベンションオーブン、節水型食器洗浄機、真空包装機、インバーター式冷凍冷蔵庫、電解水生成装置、ブリクサーミキサーの計8台を導入した。導入した機械により、手作りのジャムと桃の瓶詰めを従来の3~4倍の量で生産できるようになった。
| 加工機 | アイスクリームフリーザー |
|---|---|
| その他 | テーブル型ブラストチラー |
| 加工機 | スチームコンベンションオーブン |
| 加工機 | 節水型食器洗浄機 |
| 加工機 | 真空包装機 |
| その他 | インバーター式冷凍冷蔵庫 |
| その他 | 機械洗浄用電解水生成装置 |
| 加工機 | ブリクサーミキサー |
新しい製品・サービス:自家農園のフルーツを使ったジェラート、桃とぶどうのジュレ、ロールケーキなどのオリジナルメニューと、手作りのジャムや桃の瓶詰め
カフェレストランの開設により、新規顧客や地元の人が気軽に立ち寄れる環境が整い、地元での新規顧客の開拓も期待できるようになった。フルーツ狩りの後にカフェで過ごしてもらうなど、顧客満足度の向上にもつながっている。新しい機械の導入でジャムと桃の瓶詰めを3~4倍の量で生産できるようになり、加工品の生産量の拡大も実現した。カフェでの飲食を通じて自園のぶどうや桃の美味しさを知ってもらい、商品購入や観光農園での体験につなげられるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
50年以上にわたり桃とぶどうを栽培し、先代からの観光園運営を続けてきた歴史があり、カフェ開業はそれに沿った展開として読み取れる。
桃15品種・ぶどう20品種の栽培や、自家農園の新鮮なフルーツを使うジェラート等の強みが具体的に書かれている。
建物の老朽化や食べられずロスになるフルーツといった課題を挙げ、カフェでのオリジナル商品化で付加価値を高める方向が示されている。
付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、加工品の生産量が3~4倍になったという結果のみ読み取れる。
長男が入園して栽培を担い、二男がカフェを担当する体制や、山梨県の専門家派遣事業の活用が書かれている。
新規客や地元の人をターゲットに、単価の低いカフェメニューで立ち寄りやすくする狙いが具体的に書かれている。
今後の展開として自家フルーツでパフェを作る構想は述べられているが、スケジュールや課題の解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
旬の品種を使った単独品種のジェラートなど独自性はあるが、一般的な普及度や価格水準を示す記述は見当たらない。
地元での新規顧客の開拓が期待できると述べられているだけで、経済波及や雇用創出の具体的な数字は書かれていない。
生産量が3~4倍になったとあるが、導入機器の投資額や付加価値額の増加額は書かれておらず費用対効果は判断できない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
八代町で50年以上続く果樹園を基盤に、地元の人にも好評なカフェを展開しており、地域特性を活かした事業として読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はお客さんが自分でもぎとったフルーツを使ってカフェでパフェを作るなど、楽しさをさらに増やしていきたいと考えている。
先代の頃からお客さんの喜ぶ顔を見られることを一番に考えて取り組んでます。
公式の事例集より(原文のまま)
牛舎から出た糞尿で汚れた敷料を「生ボロ」として回収し、燃焼排熱を利用して生ボロを乾燥させた。
天日干しでは丸干しに12日、平干しに5〜7日かかっていたため、低温除湿乾燥機を導入した。
効果:生産量 1倍→2倍
専門機械メーカーと共に実験、検証、評価を重ね、「パイプフィーダ式自動計量装置および自動ティーバッグ充填包装機」を導入した。
効果:碾茶の販売数量 40箱→109箱