回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ウインセス株式会社
成果溶着部の厚みの設計値との差 1.07mm→0.67mm
| 事業者名 | ウインセス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 香南町 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 従業員数 | 28人 |
| 設立 | 1861年 |
ウインセスは香川県の手袋メーカーで、県内で製造される手袋の国内シェアは約9割を占める。しかし県内メーカーの多くは中国などの海外工場で生産した商品を扱っており、国内産の手袋は限られている。自動車塗装工程で使われるブツ検査用手袋は、縫製品で糸くずが出ることが長年の課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
量産に向けて、独自製法を採用した溶着機を設備メーカーで製造・導入し、生産性と精度を検証した。スクリーン紗はポリエステル素材にポリウレタンをラミネートして溶着を可能にし、甲素材には伸縮性と通気性を併せ持つポリウレタン不織布を採用した。導入装置は旧式機を自社で改良したものだが、制御機能が十分でなかったため、当社独自仕様の深着装置を導入した。装置の操作研修を受けたうえで試作製品を作り、溶着部の厚み10か所を測定して加工精度を評価した。
新しい製品・サービス:ブツ検査用溶着手袋
新規導入した溶着装置により、溶着部の加工精度が向上した。低発塵性のブツ検査用手袋を提供できるようになり、顧客の要望に応えられるようになった。生産効率と製品精度の向上により、低コスト・短納期・高精度化が可能になり、生産性も向上した。
新しい生産方式として溶着法を確立したことで、従来扱えなかった素材を使った手袋の開発が可能になり、さらなる新商品の開発が期待できる。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%