ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
川之江造機株式会社
成果サクションロールセル製作日数 26稼働日→10稼働日
| 事業者名 | 川之江造機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 四国中央市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 210人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1944年 |
当社は紙・パルプ関連機械の専業メーカーで、主力はベストフォーマヤンキー抄紙機であり、国内シェアは8割に上る。中国や東南アジア諸国など新興国での受注競争が激化しており、高品質・高性能に経済性を兼ね備えなければ国際競争に勝ち抜けない状況だった。国内の製紙会社を主体に安定した受注基盤があり、売上は好調で収益性も高い。
抱えていた課題
やったこと
サクションロールセルと同素材・同径・同厚みのテスト材に対し、センタースルー付きの超鋼ドリルを専用マルチヘッドに取り付け、高速回転・高速送りで孔開け加工する方法を採用した。既所有の5面加工機で最適な回転速度と回転送りを探り、切削速度、ドリルの耐摩耗性、切粉状態を検証した。テスト切削の結果、一孔加工時の切削速度は5.3倍、ドリルの耐摩耗性は7.4倍に改善した。得られたデータから、マルチヘッドでの孔開け加工時間は約82.3%短縮できると試算した。検証結果を受け、5面加工機にマルチヘッドを搭載した特別仕様機を導入した。
| 加工機 | 5面加工機(マルチヘッド搭載の特別仕様機) |
|---|---|
| その他 | 超鋼ドリル(センタースルー付き) |
5面加工機の導入により、サクションロールセルの製作時間とコストが下がり、無人化による24時間稼働も可能になった。切削性や加工面粗度が向上し、二相系ステンレス材などへの対応やドリルの長寿命化も実現した。製作納期の短縮と製造能力の向上により価格面の訴求力が高まり、家庭紙用抄紙機メーカーとしての競争力が強化された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の多軸孔明機での加工限界を背景に、5面加工機への専用マルチヘッド導入という過去の設備活用の延長線上の取組として読み取れる。
アジア市場のシェア拡大や中国など受注競争の激化が書かれ、強みとしてティシュマシン国内シェア8割などが示されるが、競争優位の論理は一部に留まる。
加工時間が約82.3%短縮、製作日数が約26稼働日から約10日、年間製作本数が約2.5倍と数字で課題と効果が示されている。
抄紙機製造台数が12台から18台/年、サクションロール本数が36本から54本/年へ増加する目標と、実績の数値が示されている。
外部工作機械・工具メーカーを招いた会議やテスト切削の実施が書かれ、体制の一端はうかがえるが人材や事務体制の詳細は少ない。
顧客は王子製紙など国内外の大手製紙会社で、製品の強みや価格・納期の訴求は示されるが、ターゲットの整理は薄い。
テスト切削からデータ検証、設備導入、継続的な条件検証という段階的な進め方と課題解決の方法が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
ティシュマシンでのシェア8割や、ステンレス二相系材への対応など高水準の技術を持つ点はうかがえるが、新市場性の数値根拠は乏しい。
新興国市場の需要増や新規雇用の記載はあるが、経済波及効果や国が補助する積極的理由は直接書かれていない。
投資に対する加工時間短縮や製造コスト大幅低下、年間製造可能台数の増加など費用対効果を示す数値が読み取れる。
無人化による24時間稼働は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は具体的に示されていない。
新興国のティシュ需要増への対応という成長市場への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換との関係は書かれていない。
愛媛県四国中央市の地域企業であることは示されるが、地域特性を活かした雇用創出や地域成長への言及は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今回の新規設備と新加工技術により製造コスト・納期・生産能力が向上したことを受け、家庭紙用抄紙機の増産と年間製造可能台数の増加、受注量の確保を目指す。新興国市場での受注を増やすため、サクションロールセル以外の工程にも課題に取り組み、高付加価値と経済性を兼ね備えたマシン開発を進める方針である。
アジアNo.1ティシュマシンメーカーを目指す
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本