高出力省エネで可搬性の優れる800WLEDバルーン照明機の試作品開発
空冷機構の構築と軽量コンパクト化により、省エネ性と耐久性を確保しつつ、従来の1kWメタルハライドランプと同等の明るさを持つ800WのLED…
穂岐山刃物 株式会社
成果溶接作業の1時間当たり加工数量 1倍→1.4倍
| 事業者名 | 穂岐山刃物 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 香美市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,接合・実装 |
| 従業員数 | 39人 |
| 資本金 | 3,500万円 |
| 設立 | 1957年 |
当社は1957年設立の刃物メーカーで、500年の歴史を持つ土佐打刃物の伝統を守りながら、包丁や鎌、鍬などあらゆる刃物を製造・販売している。日立金属安来鋼を使用した製品群で高い耐久性と切れ味を実現し、市場で高い信頼を得てきた。近年は国内外でキッチンナイフの商品が増え、ブランディングの重要性が高まっている。高知県には四万十檜や竹集成材など木製品の素材があり、これを活かした商品開発が可能である。
抱えていた課題
やったこと
安来鋼の中でも最高峰の青紙スーパー鋼を両側からステンレス層で挟んだ三層クラッド鋼材を刃部に使い、HRC硬度64度の実現を狙って熱処理実験を行った。既存設備の改良と加熱処理時間の調整により、満足できる硬度結果と量産時の安定した連続作業性を得られると判断した。導入した自動溶接機ユニットで出刃モデルのクラッド鋼材部とボディ用ステンレス鋼材の溶接を行い、既設の溶接ロボットと比べて同一作業内容で1時間当たりの加工数量が約1.4倍になった。洋風シリーズのブレード表面に凹凸のプレス加工を施して鎚目打刻の試作を行い、三徳型の高級な風合いを出した。和風シリーズでは高知県産の竹集成材で柄と鞘を試作し、四万十桧と胡桃材を組み合わせたまな板や、マグネットで包丁を吊るす横置きの包丁スタンドを開発した。
| 加工機 | 自動溶接機ユニット |
|---|---|
| 加工機 | ボール盤 |
| 金型 | 鎚目打刻金型 |
| 金型 | 抜き金型 |
新しい製品・サービス:青紙スーパー鋼を使った洋風・和風シリーズの包丁「土佐一碧(とさいちあお)」
自動溶接機ユニットの導入により、同一作業内容で1時間当たりの加工数量が約1.4倍に増え、操作に慣れればさらに増加すると見込まれている。正確性も含めて円滑な作業性を確保でき、今後の生産活動に寄与することが確実とされる。洋風の三徳型は鎚目打刻により高級な風合いと斬新性を備えた。和風シリーズは竹鞘との組み合わせで製品の高級感を高め、ブランドのデザイン上の差別化を図ることができた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
500年の土佐打刃物の伝統と刃物総合メーカーとしての歴史が述べられ、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
青紙スーパー鋼を使い国内外から技術力と品質に評価を得ていると述べ、強みを活かしたブランド戦略が示されている。市場動向の数値分析までは書かれていない。
乱立する市場でのブランディングの必要性が課題として示され、シリーズ化と関連商材展開の方針が書かれているが、高付加価値化の定量的な計画は薄い。
溶接機導入で1時間当たりの加工数量が約1.4倍に増加すると具体的な数字が示されている。ただし付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
デザイン会社や木工所、須崎市の木工メーカーなど外部と連携した体制は読み取れるが、人材や事務処理能力については記述が薄い。
プロ・業務用を意識したサイズ展開、東京合羽橋や大阪道具屋筋の専門店ルートなど顧客ターゲットと販路が具体的に示されている。
12種展開予定、見本市出展、試作品の改良継続など今後の活動予定が示されているが、スケジュールや課題解決の方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
キッチンナイフ業界は多くの商品が乱立すると述べられ、差別化の必要性は示されるが、高水準の高価格化を図る根拠は限定的。
地場産業の伝統や四万十檜、竹集成材など県内木製品メーカーとの協力がうかがえるが、波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
溶接機導入で加工数量が約1.4倍になったと効果の数字はあるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の記述はない。
デザイン会社との協業や木工所との連携はうかがえるが、先端的デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高知県産の四万十檜や竹集成材を使い地域木製品メーカーと協力する点が明示され、地域資源の活用はうかがえるが、雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はフランクフルトAmbiente、北米のFood Expo、東京ビッグサイトのインテリア・ライフスタイルショー等の見本市で新規顧客を獲得しながら、ブランディングを進める。主体は国内市場とし、海外は既存の輸出先を中心に案内する。錆びやすい安来鋼への理解を広めるため、現地業者への専門的な説明とメンテナンス手法の啓蒙も必要と考えている。
空冷機構の構築と軽量コンパクト化により、省エネ性と耐久性を確保しつつ、従来の1kWメタルハライドランプと同等の明るさを持つ800WのLED…
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
試作開発用に、同条件で試作ができる卓上のシール機を導入し、基本レシピの設計と少量のテスト製造を先行して行った。
効果:調理殺菌時間 30分→7分