自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社明光電化工業所
成果目標値であった摩擦係数0.1~0.15をクリアし実用化基準を満たした
| 事業者名 | 株式会社明光電化工業所 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 沼津市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測,表面処理,複合・新機能材料 |
| 資本金 | 1.6億円 |
| 設立 | 1955年 |
沼津市の株式会社明光電化工業所は、自動車部品のボルト・ナットなどの鍍金加工を主力とし、昭和30年の設立以来、自動車関連部品の表面処理を手掛けてきた。国内で主流の亜鉛鍍金は、高耐食性のものでも液体に付けて振り切り乾燥するため皮膜にムラが出やすい。海外では近年、ニッケル比率の高い亜鉛ニッケル合金鍍金が主流になりつつあり、将来の世界規格になることも想定された。
抱えていた課題
やったこと
バレル式の全自動亜鉛ニッケル鍍金ラインを導入した。ケージに製品を入れて回転させることで細かな部品を大量に加工でき、均一な塗膜形成を実現した。ニッケルの共析率を12~18%にしたアルカリ浴を用いた。既存設備では摩擦の安定した皮膜が難しかったためトップコートラインを組み合わせ、目標の摩擦係数0.1~0.15を達成した。検査用にマイクロスコープを導入し、抜き打ちで表面検査を行って不良の流出を防いだ。
| 加工機 | バレル型鍍金装置(全自動亜鉛ニッケル鍍金バレルライン) |
|---|---|
| 検査測定 | マイクロスコープ |
新しい製品・サービス:高Ni Zn-Ni合金鍍金(亜鉛ニッケル合金鍍金)を用いた次世代自動車部品用鍍金
高Ni Zn-Ni合金鍍金の実用化基準を満たし、目標の摩擦係数0.1~0.15をクリアした。バレルラインにより細かな部品を大量に、より均一に加工できるようになり、品質も安定した。マイクロスコープによる検査で不良の流出を未然に防ぐ体制を整えた。今後は大手自動車メーカーの採用拡大を見込み、市場シェアを伸ばす方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去から鍍金・表面処理を手掛けてきた事業の延長として、亜鉛ニッケル合金鍍金の開発に取り組んだことは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
国内主流の亜鉛鍍金に対し、ニッケル比率を12~18%にした高耐食品の実用化を目指したと具体的に書かれ、他社との違いと強みがうかがえる。
耐食性や摩擦係数の安定という課題を認識し、摩擦係数0.1~0.15をクリアする実用化基準達成と製造ライン構築に取り組んだ点が書かれている。
目標値として摩擦係数0.1~0.15が設定され、クリアして実用化基準を満たしたとある。付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
取引先との共同開発や佐々木取締役工場長の関与はうかがえるが、人材や事務処理体制の確保について具体的な記述はない。
次世代自動車部品向けで、高ニッケル亜鉛ニッケル合金鍍金が耐食性・均一性で優れ、大手自動車メーカーの採用が想定される点が書かれている。
試行錯誤を経て製造ライン構築、マイクロスコープ検査導入、トップコート施工と課題解決の方法が示されるが、スケジュールは明記されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
亜鉛鍍金が主流の国内で、ニッケル比率の高い亜鉛ニッケル合金鍍金を実用化し、国内では稀有な加工方法と紹介されている。
次世代自動車部品の表面処理という分野の意義はうかがえるが、経済波及効果や雇用創出への言及は具体的でない。
耐食性3~5倍という効果は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は記載されていない。
立体的な画像処理による検査の効率化がうかがえるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は読み取れない。
次世代自動車分野への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は書かれていない。
沼津市・駿東郡の地域企業であることは書かれているが、地域特性を活かした雇用創出や成長の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は更なるブラッシュアップを行うとともに、市場におけるシェア率を伸ばしていく方針である。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件