画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社西部技研
成果2工程で年間約1600時間(0.8人工)の作業時間を削減
| 事業者名 | 株式会社西部技研 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 古賀市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,製造環境 |
| 従業員数 | 200人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1965年 |
同社は産業用のデシカント除湿機やVOC濃縮装置、全熱交換器などの省エネ・環境保全機器を研究開発・製造販売している。主力製品のVOC濃縮装置は海外で支持され、海外売上構成比は全体の4割を占める。2014年1〜12月の関連製品部材の売上は約5億円で、年率7%増を見込み5年後は7億円と想定している。
抱えていた課題
やったこと
端面塗装工程に2基、粉塵吹き落し工程に1基のロボットを導入し、計3台のロボットを初めて製造工程に入れた。熟練技能者の細かな手作業の動きをプログラミングで細かく制御し、手動と同等以上の細かな動きをロボットで再現して代替自動化した。ロータエレメントは最大径4.5mで、この大きさに対応した設備として導入した。
| ロボット | 端面塗装用ロボット |
|---|---|
| ロボット | 粉塵吹き落し用ロボット |
ロボット導入により作業の最適化と環境改善が進み、作業環境が改善されて働きやすい職場となり安全性も確保された。誰でもできる作業環境により余暇時間を人材育成に活用できるようになり、変種変量生産体制が可能になった。塗りムラがなくなって外観が向上し、新規取引先に製品優位性を強調できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
VOC濃縮装置が主力で海外支持を得ている経緯は書かれているが、本事業の設備投資がその戦略にどう位置付けられるかは明示されていない。
1988年の世界初実用化、欧米・アジアでの支持、海外売上構成比4割など、市場と自社の強みが具体的に書かれている。
手作業による塗りムラ、粉塵残りや品質バラつきという課題を挙げ、ロボット導入で解決する計画が示されている。
年間約1600時間の作業削減、約300万円の経費削減、塗料使用量10%削減など数値目標が示されている。
選任技能者や多様な人材の活躍に触れるが、本補助事業を遂行する体制の具体的な記述は乏しい。
ロボットで塗りムラを抑え外観向上を図り、新規取引先に製品優位性を強調できるようになったと書かれている。
他工程へ設備導入を進める意向は書かれているが、遂行方法やスケジュールの具体は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ロータエレメントの端面塗装・粉塵吹き落しを自動化し、変種変量生産や品質向上を実現する高付加価値化が読み取れる。
大気汚染防止や環境保全の社会的要請に応え、海外での環境規制強化に対応する点が示されているが、雇用創出などの波及効果は薄い。
投資額に対し年間約300万円の経費削減と1600時間の作業削減が見込まれ、費用対効果が数字で示されている。
ロボット導入で工程を自動化する点はあるが、デジタル技術や新ビジネスモデルでサプライチェーンに貢献する記述は薄い。
環境保全分野の市場拡大(年率7%以上、10%程度)に言及し、成長分野での事業展開がうかがえる。
福岡県古賀市の企業として海外拠点を持つ点は書かれるが、地域の特性を活かした雇用や地域経済への波及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
国内では設備導入が一巡感にあるが、欧米・アジア、特に中国や韓国市場が拡大している。自動車・半導体・各種塗装工場向けが有望で、年率7%以上、10%程度の市場拡大も期待できる。
今回、ものづくり補助金を活用してロボットを製造工程で導入したことで、作業の最適化と環境改善が実現でき、製造部門の懸案であった製造設備の刷新が具体的に始まるきっかけとなった。
公式の事例集より(原文のまま)
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm