回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社まんてん
成果パズル充填機で最低量50gまでの量を正確に充填できることを確認
| 事業者名 | 株式会社まんてん |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 佐賀市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 1,300万円 |
| 設立 | 2001年 |
当社は平成13年創業で、「安全・安心で食べられる美味しいごま関連商品の提供」をコンセプトに商品の企画開発、製造、販売を行ってきた。12年連続でモンドセレクション金賞以上を受賞しており、製品は世界的にも評価されている。地域資源であるごまを研究する中で、江戸時代の鍋島藩の裃の小紋に由来する「鍋島小紋ごま」を佐賀産地ごまの中から発見し、地元農家や市民団体と連携して栽培を復活させた。
抱えていた課題
やったこと
ねりごま製造機械を導入し、事前の性能確認と導入後のテスト運転を経て、非常になめらかで口当たりのよいねりごまを作れるようにした。これにより「ごまチョコ」などに適した「ねりごま(白)」と「ねりごま(黒)」を試作品として開発した。さらに「ねりごま黒糖(白)」「ねりごま黒糖(黒)」「ねりごま珈琲」も試作品として開発した。パズル充填機も事前の性能確認と導入後のテスト運転を経て、試作品を最低量50gまで正確に充填できることを確認した。開発した試作品は官能試験(食感)を実施し、すべての試作品が全項目で合格の評価を得た。
| 加工機 | ねりごま製造機械 |
|---|---|
| 加工機 | パズル充填機 |
新しい製品・サービス:ねりごまをベースとした「鍋島小紋ごま」関連商品(ねりごま、ねりごま黒糖、ねりごま珈琲、ごまチョコなど)
ねりごま製造を自社で一貫して行えるようになり、ねりごま白・黒、黒糖、珈琲などの試作品を開発できた。試作品はすべて官能試験で合格を得た。今後は試作品を商品化し、「鍋島小紋関連商品」として売上増加につなげる計画である。海外では台湾、香港、上海での売上向上を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の「安全・安心で食べられるごま関連商品」というコンセプトと12年連続モンドセレクション金賞以上の受賞が示され、過去の取組との一貫性がうかがえる。
「鍋島小紋ごま」の香ばしさ・セサミンやセサモリンの含量が佐賀大学の分析で判明し、自社技術と結びつける強みが具体的に書かれている。
ねりごま機械の未保有がOEM依存という課題として示され、製品化による売上増加を述べるが、目標数値は書かれていない。
売上増加につなげるとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性を判断できる数字がない。
地域資源活用事業の認定や試作開発の流れは書かれるが、担当者の役割や人材体制についての記述は薄い。
「鍋島小紋ごま」の特性と安全安心健康志向の消費者向けという顧客ターゲットが明確で、官能試験全項目合格も書かれている。
試作から商品化、国内外販売、台湾・香港・上海での売上向上という段階は示されるが、スケジュールや期間の記載は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
ごまチョコやねりごま黒糖・珈琲など、ねりごま製品の新規開発で既存の一般的な商品にない高付加価値化をめざすことが示されている。
地域資源の復活と地元農家・市民団体との連携が書かれ、地域経済への波及がうかがえるが、雇用創出などの数値は示されていない。
補助対象の投資額や付加価値増加の数値は書かれておらず、費用対効果はわずかにうかがえる程度である。
従来の少量バッチ方式からの変化は述べられるが、先端的デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はほぼない。
公開されている事例からは読み取れません。
佐賀県の地域資源である鍋島小紋ごまを地元農家と栽培復活させ、地域の特性を活かした商品開発を進めることが具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
試作品の商品化を進め、鍋島小紋関連商品を完成させて売上を増やす。国内に加え、台湾、香港、上海などの海外販売を強化する。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。