ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社旭製作所
成果市販価格の3分の2以下で提供することを可能にした。
| 事業者名 | 株式会社旭製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 荒尾市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 180人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1979年 |
当社は理化学用・医療用ガラス器具を製造しており、これまで複数の大学と共同で装置の性能確認や機能性向上の研究を行ってきた。関西大学の山本秀樹教授が、唐辛子のハバネロ種からカプサイシン類を効率的に抽出する溶剤設計法を確立した。一方で、低価格な濃縮カプサイシン類へのニーズが高まっていた。
抱えていた課題
やったこと
山本教授の抽出方法を基に、濃縮カプサイシン類の製造装置を開発した。ろ過機能付きの反応槽、脱色カラム、薄膜式蒸発器、蒸留塔などの設備を導入し、最適な運転条件の探索と得られた濃縮カプサイシン類の評価を行った。抽出対象物に対して2種の抽出溶剤の混合比を調整することで、1種の抽出溶剤の場合より効率的で色味が出ない溶剤設計が可能になった。当社の溶剤回収設計技術により、溶剤使用量と廃棄物の削減にもつなげた。
新しい製品・サービス:濃縮カプサイシン類の製造用ガラス装置
高効率な溶剤設計により溶剤使用量が減り、環境負荷の低減につながった。濃縮カプサイシン類は月産3.0kg以上を達成し、市販価格の3分の2以下で提供できるようになった。色味をおさえた製品により、ベビー・子供用品など新たな市場での優位性も期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
理化学用ガラス製造と大学との共同研究の延長で濃縮カプサイシン製造装置を開発しており、既存事業との一貫性が読み取れる。
市場の高価格・色味の欠点に対し、低価格で色をおさえた製品を提供する優位性が示されている。
色味や高価格という課題を認識し、月産3.0kg以上、市価の3分の2以下という具体的な成果を示している。
月産3.0kg以上、カプサイシン含有量60wt%以上、市価の3分の2以下と数値目標と達成結果が示されている。
大学との共同研究実績はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制についての記述は薄い。
機能性樹脂、ベビー・子ども用品など顧客ターゲットと色味をおさえる優位性が具体的に整理されている。
製品化に向けた顧客獲得の方向性は示されるが、スケジュールや課題解決の具体的方法は記述が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
市場に出回る濃縮カプサイシンより低価格・色味をおさえた高品質品を目指し、高付加価値化を図っている。
農業用資材や抗菌加工製品市場の拡大に触れているが、雇用創出や波及効果の定量的記述は少ない。
溶剤使用量の削減や廃棄物削減に触れるが、補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は示されていない。
大学連携による抽出技術と溶剤回収設計はあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献の記述は薄い。
抗菌加工製品市場の拡大を見込むと記載があるが、日本経済の構造転換に資するとの明確な記述はうかがえる程度。
熊本県荒尾市の本社工場で国内最大規模の装置を製造するとあり、地域性はうかがえるが波及効果の記述は乏しい。
機能性樹脂市場で防虫用・害獣忌避用資材や農業用資材への展開を見込む。色味をおさえた製品はベビー・子供用品市場でも優位性を得られると期待している。マイクロカプセル化したカプサイシンを樹脂に練り込み、長期間の防腐・防カビ効果のある樹脂製品の製品化を山本教授と連携して進める。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
廃棄を考慮し、トウモロコシを原料とする植物由来生分解性のポリ乳酸を採用し、強度や耐熱性の異なる3種類を選定した。
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。