回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社マークス
| 事業者名 | 株式会社マークス |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 熊本市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 情報処理,表面処理 |
| 従業員数 | 180人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
同社はスポーツウエアに特化し、デザインから縫製までを行う企業として、スポーツメーカーや小売店にプロチームのユニフォーム等を供給してきた。現在は売上の大部分をスポーツメーカーからの受注が占めている。B to Bで培ったデザイン力を活かし、クラス単位やアマチュアチーム単位の小ロットでもフルカラーで高品質なウェアを短納期で供給する体制づくりに取り組み始めていた。
抱えていた課題
やったこと
最新のガーメントプリンターを導入し、綿製品のウェアに直接フルカラーでプリントできる体制を整えた。導入後、前処理や後処理、ソフトウェア選定、生地の選定などについて検討とテストを重ね、製品品質を高める調整を行った。その結果、最適な印刷条件を抽出した。注文者がネット上でデザインを製作できる自社システムとガーメントプリンターを連携させ、作業にあたる従業員への教育訓練も行った。これにより印刷条件や機械設定、オペレーションが確立し、多品種小ロット対応のウェアプリント生産体制が整った。
新しい製品・サービス:フルカラーの多品種小ロット対応ウェアプリント
従来のシルクスクリーンではできなかったフルカラーの小ロット印刷が可能になった。個人のノウハウをシステム化したことで、社員の熟練度に関わらず安定した製品供給が期待される。自社開発のシミュレーション・発注システムと連携し、デザイン作成からウェアへの印刷までのデジタル一貫製作体制を構築した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
スポーツウェアのデザイン・縫製やB to Bで培ったデザイン力を活かし販路をB to Cへ広げる方針が書かれ、過去の事業との連続性がうかがえる。
既存のデザイン力と独自のシミュレーション・発注システムが強みとして挙げられているが、市場動向や競合との比較は書かれていない。
シルクプリントの1色1版による制約やスキル依存という課題を認識し、デジタル化で解決すると書かれているが、数値目標はない。
公開されている事例からは読み取れません。
作業従業員への教育訓練を実施し、印刷条件や機械設定を確立したと書かれているが、体制の人数や事務処理面は具体的でない。
小ロットでのフルカラー対応、短納期、既存顧客の販路活用など顧客像と選ばれる理由の方向性は書かれているが、ニーズの裏付けは薄い。
前処理・後処理・生地選定などのテストを重ね、システム連携と教育を行ったと段階的な進め方が書かれているが、期限や中長期の課題検証は不明瞭。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来のシルクスクリーンではできないフルカラー小ロット印刷を実現したと書かれ、高付加価値化の方向性がうかがえるが、市場での普及度に関する記述はない。
新たな雇用や需要創出への言及は乏しく、デザインが市場を動かすという展望が示される程度で、国が補助する理由は明確でない。
補助金投入額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は示されておらず、費用対効果はうかがえるに留まる。
自社開発のシミュレーション・発注システムとガーメントプリンターを連携させ、デザインから印刷までのデジタル一貫体制を構築したと具体的に書かれている。
デジタル化による生産体制の転換はうかがえるが、成長分野への進出や日本経済の構造転換への言及は乏しい。
熊本の企業であることは示されるが、地域の特性を活かした雇用や地域経済成長への言及は読み取れない。
既存の販路を活用しながら、高付加価値製品としてスポーツ以外のオリジナルウェアやクラスTシャツ、アパレルなど新たな分野へ市場を広げ、顧客を獲得していきたい。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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効果:処理時間 60分→5分