プラント向け特殊バルブ部品等の生産性向上をもたらす加工技術の高度化
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
南阿蘇オーガニック株式会社
成果生産量 1倍→2倍
| 事業者名 | 南阿蘇オーガニック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 南阿蘇村 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 400万円 |
| 設立 | 2015年 |
南阿蘇村で農薬や化学肥料を使わずにハーブを栽培し、そのオーガニックハーブを使った美容液、美容クリームなどの化粧品やハーブティーを製造している。これまでは手作業での製造だったため大量生産ができなかった。化学物質を使わない方針から乳化剤を使わず、化学薬品なしで乳化するのが難しい状況だった。
抱えていた課題
やったこと
製造を手作業から機械による量産に切り替えるため、ハーブ洗浄装置、搾油機、SPG透過膜乳化装置、低温乾燥機、蒸留装置、定量充填機、粉砕機を導入した。道の駅南阿蘇内の製造工場に製造ラインを整備し、量産化に向けた取り組みを行った。SPG透過膜乳化装置は乳化剤を使わずに水と油を混合できる設備である。粉砕機は40℃以下で粉砕でき、ビタミンCなどの有効成分を壊さずに加工できる。試験稼働を経て、11月から正式に稼働を開始した。
新しい製品・サービス:ハーブを使った美容液・美容クリームなどの化粧品
機械導入により製造ラインが完成し、量産化の体制が整った。洗浄装置によりハーブの卵の除去が容易になり、SPG透過膜乳化装置により乳化剤を使わずに水と油を混合できるようになって化粧品の品質が向上した。特に美容クリームは滑らかさが大幅に増し、使用感が良くなった。機械化により安定した品質で生産でき、生産コストも低減した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
旧来の手作業製造から機械量産へ切り替え、阿蘇オーガニックハーブのブランド化を目指すと書かれており、一貫性は読み取れるが詳細は薄い。
無農薬ハーブやオーガニック認証、乳化剤不使用の品質が強みとして示されるが、市場動向や競合との比較は記載がない。
手作業では大量生産が難しく、乳化の課題があったと明記し、機械導入で生産量を約2倍に増やした成果が示されている。
生産量の約2倍化やコスト低減は書かれているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標数値は記載されていない。
従業員5人の小規模事業と製造ライン整備は読み取れるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は書かれていない。
乳化剤不使用で使用感が向上したクリームや、直売所での観光客向け発信など、製品価値とターゲットが具体的に示されている。
試験稼働を経て11月から正式稼働し、今後はOEM受注やオーガニック生産組合の設立を進めるとの計画が書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
化学薬品を使わない乳化や40度以下の粉砕で有効成分を守る手法など、同分野で高品質化を図る取組が示されている。
南阿蘇の産品を活用し道の駅で発信する地域性や、絞りかすの活用など波及効果が示されるが、雇用創出の数値は書かれていない。
生産量の約2倍化やコスト低減は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は記載がない。
無農薬栽培と乳化技術による品質向上は示されるが、デジタル技術やサプライチェーン全体のイノベーションへの言及は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
南阿蘇の地域産品を原料に、道の駅内の工場と直売所で地域の観光と結びつけて高付加価値品を生み出す点が具体的に書かれている。
安定した品質で生産体制が整ったため、OEM生産の受注増加が期待される。オーガニック認証と商標登録した「阿蘇オーガニックハーブ」を高付加価値ブランドとして広げたい。野菜や果物の絞りかすを化粧品や入浴剤に活用するコラボレーションも模索している。生産組合の設立準備を進め、ホームページで産品を発信し、工場では勉強会や体験教室も行う予定である。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%