ものづくり補助金平成25年度教育、学習支援業大分県

水族館「うみたまご」2期新施設増設計画

株式会社マリーンパレス

成果年間入場者数 70.5万人→85万人

この事例のポイント

  • 来館者数は前年の約70万5千人から、やや減少傾向を示し始めていた。
  • 別府湾に面した約2,500m²の敷地に4つのプールを配置し、海の生きものをイメージした「あそべるアート」をテーマに、全国公募で選ばれた3つの現代アート遊具を設置した。
  • 年間入場者数 70.5万人→85万人。平成27年夏にオープンした新施設「あそびーち」は、目標を上回る集客実績を上げた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社マリーンパレス
所在地大分県 大分市
業種その他の教育、学習支援業
従業員数70人
資本金2.7億円
設立1964年

事業の背景

昭和39年に大分市でオープンした大分生熊水族館マリーンパレスは、国道10号線を挟んで高崎山自然動物園とともに県内外の観光客を集めてきた。老朽化と国道拡幅工事を機に平成16年4月に「うみたまご」としてリニューアルし、全国的な水族館ブームの中でも常に上位を争う人気水族館となった。平成26年にリニューアル10年を迎えた同社は、激化する水族館競争に対応するため二期計画として新しい展示場の設置を決めた。前年の年間来館者数は約70万5千人であった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 集客・繁閑来館者数は前年の約70万5千人から、やや減少傾向を示し始めていた。
  • 品質・精度自然の別府湾の海水には飼育生物にとってマイナスとなる浮遊生物が含まれるおそれがあり、飼育展示のために海水の汚濁防止と除菌が必要だった。

やったこと

別府湾に面した約2,500m²の敷地に4つのプールを配置し、海の生きものをイメージした「あそべるアート」をテーマに、全国公募で選ばれた3つの現代アート遊具を設置した。最も大きいプールには人工砂浜を設け、イルカやアザラシなどを目の前で体感できるよう、動物と人の間を遮る柵やガラスを設けなかった。4つの展示水槽には別府湾の海水約1,100tを使用するため、海水の汚濁防止と除菌能力を持つ濾過循環設備と、水温を調節する水温調節設備を導入した。

  • その他濾過循環設備水温調節設備現代アート遊具

新しい製品・サービス:動物たちと遊び、現代アートで遊ぶ新コンセプトの展示施設「あそびーち」

事業の効果

  • 年間入場者数 70.5万人→85万人

平成27年夏にオープンした新施設「あそびーち」は、目標を上回る集客実績を上げた。大分県の調査で、ゴールデンウィークの県内観光施設入場者数で第1位となる約6万2千人を集客した。年間入場者数は約85万人に伸び、目標の10万人増を大きく超えた。動物との距離が近い人工砂浜などの新しいコンセプトが、増加の主な要因となった。

今後の展望

全国的な水族館ブームが続く中、新コンセプトの施設をオープンさせたことで、一歩リードした存在を目指している。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。