ものづくり補助金平成25年度教育、学習支援業福島県

革新的アニメーション映像教材による経営効率化で低価格教育サービスの開発提供

株式会社Global Assist[ベスト個別学院]

成果月謝(1コマあたり) 12,000円→7,200円

この事例のポイント

  • 同業大手フランチャイズとの明確な差異化が急務である。
  • 中学3年生32名を対象に試し視聴によるアンケート調査を行い、解説の分かりやすさ、映像の見やすさ、音声の聞き取りやすさ、コンテンツの活用度を確認した。
  • 月謝(1コマあたり) 12,000円→7,200円。映像教材の導入により講師の負担が軽減される見込みである。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社Global Assist[ベスト個別学院]
所在地福島県 郡山市
業種その他の教育、学習支援業
設立2009年

事業の背景

当社は福島県を中心に学習塾「ベスト個別学院」を運営し、個別指導に力を入れている。少子化と同業各社との競合激化により、学習塾を取り巻く経営環境は厳しさを増している。ブランド認知度が高い大手フランチャイズとの差異化が急務とされていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 販路・情報発信同業大手フランチャイズとの明確な差異化が急務である。
  • 集客・繁閑少子化と同業各社との競合激化により、安定的な顧客層の獲得が課題である。
  • 生産能力学習用コンテンツのソフト面を充実させる必要がある。

やったこと

中学3年生32名を対象に試し視聴によるアンケート調査を行い、解説の分かりやすさ、映像の見やすさ、音声の聞き取りやすさ、コンテンツの活用度を確認した。アニメーションや実写映像を活用し、中学生向けの低価格かつ学習効果に優れた映像教材を目指した。撮影機材、音声入力機器、映像・画像の編集機、音声読み上げソフト(男性・女性の声)を導入し、理科・社会・数学・英語の4科目を対象にDVD映像教材を延べ9枚試作開発した。理科と社会は図表や写真を用いたビジュアル重視の構成とした。

その他撮影機材
その他音声入力機器
その他映像・画像の編集機
ソフト音声読み上げソフト(男性・女性の声)

新しい製品・サービス:中学生向けDVD映像教材(理科・社会・数学・英語の4科目、延べ9枚試作)

事業の効果

  • 月謝(1コマあたり) 12,000円→7,200円

映像教材の導入により講師の負担が軽減される見込みである。試し視聴のアンケートでは、分かりやすさや映像の見やすさについて概ね良好な反応を得た。改善点として図・資料・文字の拡大や音声のゆっくり話すことなどが挙がった。今後は自立学習コースとして数百人規模の受講生獲得を目指す。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.6 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性67%
  • これまでの取組との一貫性3

    既存の個別指導事業の強みである教える力・教材を創る力を活かし、映像教材開発を次の事業展開として位置付けている。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    大手フランチャイズとの差異化が急務と述べ、低価格かつ学習効果に優れた映像教材で競合に対応する方向性が示されている。

  • 課題の認識と解決4

    講師負担の軽減で40%の低価格化を実現できる可能性、中学3年生32名の試し視聴アンケートを根拠として課題と対応策を示している。

事業の実現可能性52%
  • 付加価値・賃上げの目標3

    5年計画や数百人規模の受講生獲得を目指すとあるが、付加価値や賃上げの具体的な目標数値は書かれていない。

  • 事業を進める体制2

    撮影機材や編集機の導入は記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務体制についての記述は見当たらない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    中学生を対象に低価格かつ学習効果に優れた教育サービスを狙い、32名の試し視聴で分かりやすさへの反応を確認している。

  • 事業化までの道筋3

    試作DVD9枚、受験対策コース、中1・2向け自立映像ソフトと段階的な計画があるが、具体的な時期や解決方法は薄い。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    学習塾の映像教材は一般的ではないが、普及度や高付加価値化の水準は事例からは具体的に読み取りにくい。

公的補助の必要性47%
  • 波及効果・雇用2

    少子化や競合激化への対応として学習用コンテンツ充実を挙げるが、国が補助する波及効果や雇用創出の記述はわずかである。

  • 費用対効果3

    講師負担の軽減により40%の低価格化の可能性を示し、費用対効果をうかがわせるが、補助金額との比較はない。

  • イノベーションへの貢献2

    動画を視聴する学習スタイルやアニメーション・実写の使い分けを取り入れており、デジタル活用の要素はうかがえる。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    福島県郡山市を拠点に県内外へ教室を展開している点は地域性をうかがわせるが、地域の特性を活かした付加価値は具体的でない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

DVD教材を用いる自立学習コースにより売上増が見込まれ、コンテンツのバージョンアップや受験対策コースの設定、中学1・2年生向け自立映像ソフトの開発を進める。5年計画で学習塾業界の新しいスタンダードを広めていく。

事業者の声

より新しい指導スタイルで門戸を開き、価値ある学びの機会を支えていくことが当社のミッションなのです。

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。