ものづくり補助金平成25年度製造業大分県

大分県産魚を活用したファストフィッシュ等の新商品開発

株式会社やまろ渡邉

この事例のポイント

  • 水産物の消費量が減り続けており、特に若者から50歳以上の中高年まで魚離れが進んでいる。
  • 燻製技術を軸に、ブリの燻製、さばの燻製ほぐし、うるめ焼いてます、焼ききびなごの4つの新商品を試作開発した。
  • 導入したセルフクッキングセンターは、焼き色と焼き加減を選ぶだけで調理が完成し、食材の状態や投入量、大きさを自動で感知して庫内環境を高精度に整えられる。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社やまろ渡邉
所在地大分県 佐伯市
業種食料品製造業
技術分野製造環境
従業員数42人
資本金1,200万円
設立1988年

事業の背景

株式会社やまろ渡邊は明治41年創業の水産加工会社で、水産物加工全般や水産加工品・冷凍食品の卸売、直売、通信販売を行っている。九州を代表する水産加工品の産地である佐伯市米水津に本社を置く。水産王国の日本でも若者だけでなく50歳以上の中高年にも魚離れが進み、肉類を好む傾向が強くなっている。水産庁は「魚の国のしあわせ」プロジェクトで手軽に食べられる水産加工食品の公募などを進めている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 集客・繁閑水産物の消費量が減り続けており、特に若者から50歳以上の中高年まで魚離れが進んでいる。
  • 新製品・新技術魚離れの原因は魚を調理する手間を避ける「魚調理離れ」にあるため、手軽に食べられる新しい水産加工品を開発する必要がある。

やったこと

燻製技術を軸に、ブリの燻製、さばの燻製ほぐし、うるめ焼いてます、焼ききびなごの4つの新商品を試作開発した。ブリの燻製は燻製チップの香りと養殖ブリの脂を活かした商品で、さばの燻製ほぐしはピザなど他の料理に使いやすいようにほぐした製品である。うるめ焼いてますはそのまま食べられ、おやつや酒の肴としても楽しめる商品である。新商品の開発にあたり、加熱調理・燻製・焼き・蒸しなどが可能なラショナル社製セルフクッキングセンターと急速凍結庫を導入した。

  • 加工機ラショナル社製セルフクッキングセンター
  • その他急速凍結庫

新しい製品・サービス:燻製技術を軸にしたファストフィッシュ4品(ブリの燻製、さばの燻製ほぐし、うるめ焼いてます、焼ききびなご)の試作開発

事業の効果

導入したセルフクッキングセンターは、焼き色と焼き加減を選ぶだけで調理が完成し、食材の状態や投入量、大きさを自動で感知して庫内環境を高精度に整えられる。使い勝手がよく、新商品の製造工程の効率化に大きく貢献している。新設備は多くの機能を持つため、今後の派生商品の開発にも役立つと見込まれる。最新の設備の導入により、新商品開発の意欲も高まった。

今後の展望

今後は新規導入設備を活かして派生商品の開発にも役立てる見込みである。ファストフィッシュの開発環境を整え、魚食文化のキラーコンテンツとなる新商品の開発を目指している。

事業者の声

学校給食が一次産業を救うと言っても過言ではない

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。